総力戦
Aug
27
これは「民間防衛 スイス政府編」という本の一節である。
韓国では、国内・海外を問わず自分たちの歴史認識を宣伝し続けている。
竹島・従軍慰安婦問題はそれを象徴する入り口に過ぎない。
では、「日本がかつて行った過ち」について、日本人はどれだけの知識を持っているだろうか?
何も知らずして、「何か悪い事をしたのだと思う」と謝罪するのが、戦後教育を受けた日本人の特性であり、奥ゆかしさ=美徳だと勘違いさせられている。
従軍慰安婦問題にしても、何の事実検証もされないまま、元慰安婦と主張する人たちの証言だけで、アメリカのいたるところに慰安婦像が設置されようとしている理由である。
国定教科書により単一の歴史を教えられ、「反日」を教え込まれた韓国人にとって、このような行為は正義の行動なのである。
アメリカ人は「元慰安婦」の話に涙を流し、この像の設置を決めた。
それは、人間の感情として正しい判断だ。
ジープで連行、ヘリコプターで移動、クリスマス休暇・・・。
しかし、アメリカ人はその物語の事実を検証する手間をかける気はなかった。
実際にこの像は、アートを利用した反日プロパガンダとしての傑作だ。
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『わたしは日本軍の性奴隷でした。』
“I was a sex slave of Japanese military”
「乱れた髪型は、この少女が大日本帝国軍によって、住んでいた家から拉致されたことを象徴しています。」
Torn hair symbolizes the girl being snatched from her home by the Imperial Japanese Army.
「握り締めた二つの拳は、正義を勝ち取ろうというこの少女の固い決意を表しています。」
Tight fists represent the girl’s firm resolve for a deliverance of justice.
「剥き出しの不安定な足は、薄情で思いやりがないこの世界に少女が見捨てられてきたことを表しています。」
Bare and unsetteled feet represent having been abandoned by the cold and unsympathetic world.
「少女の肩に止まった鳥は、わたしたちと亡くなった犠牲者の絆を象徴しています。」
Bird on the girl’s shoulder symbolizes a bond between us and the deceased victims.
「誰も座っていない隣の椅子は、まだ正義を見ないまま死を迎えようとしている年老いた生存者たちを象徴しています。」
Empty chair symbolizes surviviors who are dying of old age without having yet witnessed justice.
「(像の後ろの床に描かれた)少女の影に映っているおばあさんは、永いあいだ沈黙の中で過ごしてきた時間の経過を象徴しています。」
Shadow of the girl is that of and old grandma, symbolizing passage of time spent in silence.
「影の中にある蝶は、犠牲者たちがいつの日か甦り、謝罪を受けられる日が来ることへの希望を表しています。」
Butterfly in shadow represents hope that victims may resurrect one day to receive their apology.
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現代の戦争は、情報戦である。
ここで例にとった従軍慰安婦問題は、その最たるものだ。
この問題は、1977年に吉田 清治の著書により、初めて知らされた内容を朝日新聞等が報道。
後に日本及び韓国による調査の上、捏造であったことが判明した。
それでも、1990年台になっても朝日新聞の報道は続き、この問題が反日プロパガンダに使われるようになっていった。
情報戦により、戦争を知らない世代の韓国人、アメリカ人、そして日本人までがそれを事実だと思い込んでしまう。
それこそが、情報の戦いなのだ。
このような活動を行っているのは、一部のおかしな韓国人勢力だけではない。
朴槿恵大統領を始め、2013.8.26には潘基文国連事務総長までが、クビを掛けて日本の歴史認識を批判したのだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130826/kor13082622460002-n1.htm
http://kazuyahkd.com/archives/1400
その歴史認識がさらにやっかいだ。
日本を軽視し中国に傾倒する朴槿恵政権の歴史観は「華夷秩序」というものがベースにあるからだ。
書けば長くなるが要するに、正義の位置がそこであれば、「仏像は返却しない」、「対馬は我が領土」という事になるらしい。
また、日本企業に【1940年代】の強制徴用問題で賠償命令が出たことも記憶に新しい。
http://www.news-us.jp/article/368873820.html
日韓基本条約により解決済みの件であっても、ご都合主義で事後法ができるのは韓国の法治国家として未熟すぎる部分だ。
実際、2005年に成立した親日罪(親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法)というものがある。
これは、日本帝国主義の殖民統治に協力し、蓄財した財産を国家の所有とすというもので、当然ながら現代では「蓄財者の子孫の財産を没収」する事になる。
事後法でもあり、日本人的感覚ではめちゃくちゃな話だが、朴槿恵大統領が「加害者と被害者、千年経っても不変」と言う発言には、犯罪者は本人か子孫かの違いもなく罰するという種類の正義が根底にあるのだろう。
しかし、朴槿恵大統領の父、朴 正煕(高木正雄)第5 - 9代大統領は、満州国軍軍官予科を首席卒業、満州国軍中尉で終戦を迎え、日韓併合時代を評価していた人物である。
朴槿恵大統領は、韓国のわけのわからぬ法律下では、非常に不安定な立場にある。
したがって、未だかつてない反日運動を総力で仕掛る必要があると見ている。
日々、自己の保身の為にお疲れ様です。
そして僕たち日本人が興味を示さなかった近代史を学び、日本が素晴らしい国であることを再認識させていただいた。
重ね重ねお疲れ様です。
韓国は経済規模に見合う国の品格を持つ時ではないか。