「橋下は嘘つきだ」という記述を目にすることも多い。 大阪府を黒字化したと言っているが、実際には府債が増加しているというものだ。 大阪府では普通会計決算も、新公会計制度による大阪府の財務諸表も全て公開している。 http://www.pref.osaka.lg.jp/zaisei/joukyou/03ippan.html http://www.pref.osaka.lg.jp/・・・/000・・・/H24%20panfuretto8.pdf なるほど、増加していると言われている府債残高の推移も公開されている。 http://www.pref.osaka.lg.jp/・・・/kosai/zaisei/highlight.html しかし、結果として純資産が増えているので問題ない。 これは、府債償還のために必要な行動のようだ。 決算データが示すように、大阪府の財政再建は確実に進んでいる。 一方で、起債許可団体や財政健全化団体の基準となる実質公債費比率(過去の借金の返済額が影響)は危険な状況で、29年に財政健全化団体になる可能性がある。 http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/5403/00000000/chuuchoukishisan_20130220.pdf (P3) これは、現在の財政再建が進んでいるか否かにかかわらず、確定的に発生する問題だが、数値を見て愕然とするような内容だ。 橋下改革が失敗したのではなく、橋下氏の登場が遅すぎたと見るべきだろう。 これらを抜本的に是正するためには、府市統合で二重行政を廃止する等、大胆な効率化を行うしかない。 やはり府市統合の早期実現は、大阪を財政健全化団体に転落させないための、最後の切り札だと思えてならない。
Posted at 2014-02-04 23:55
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Posted at 2014-02-06 08:32
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