先日、「原発」国民投票という会合に参加した。 憲法改正以外の問題を国民主権の発動、国民投票しようというのだから、現実的には高すぎるハードルが幾重にもある。 おもしろいのは、原発問題を国民全体で決めてもらおうという考えだ。 僕の専攻は原子力工学であったうえに、現在は電子投票の専門家であるし、それがどのようなものであるのかを知るために、参加させていただく事にした。 参加者は、やはりほぼ左翼。 少なくとも僕にはそう感じた。 長時間の会合の中のディスカッションでは、「僕はバリバリの右翼です」と明言して話す場面もあった。 しかし、皆「いいやつ」でした。少なくとも過激派ではない。 それでも、名刺交換をさせていただいた多くの方のFBを拝見すると、安保法案に絡む国会デモに参加した方、普天間基地に対する考え方(銃剣とブルドーザ)、兵器開発に関する考え方・・・etcとまあ、僕が友達申請をするとお困りの方も多かろうと考えて、それは控えました。 ちなみに、電子投票システムとしては、即時対応可能なものですし、むしろ絶対必要かと思いました。 京都のしゃれた居酒屋で宴会にも参加させていただき、原発の話、幌延の話、樺太の話などもさせていただきました。 樺太占領時の話など、だれも知らない様子でした。 軍事基地の必要性の片鱗も、少しはご理解いただけたかもしれません。 お誘いいただいた方には、お礼のメールをお送りしました。 xx様 先日はありがとうございました。 私にとっては、新鮮な会合でした。 非常に面白いと感じたのは、①の即時全廃以外を選択される方が多いという事です。 (「原発ゼロの会」の方は、怒ってましたね^^!) 脱原発は、経済的メリットが明確になって初めて実現されます。 その為には、現在の隠れた原発コスト、地域振興予算、燃料再処理積立不足、廃炉積み立て不足、廃棄物処理の研究・実施費用負担、事故時の賠償積立(これも重要)を考慮した試算をし公表する必要があります。 賛成派の争点は一点「経済性≒国力」です。 核開発が目的という方もいらっしゃいますが、既に国内にあるプルトニウムは充分すぎます。 それに、核兵器は数十年前のテクノロジです。 何とは言いませんが、現在はもっと強力な兵器があると考えるのが普通です。 軍事的には意味がないだけでなく、原発がある事は国防上も弱点でしょう。 その為、私は論点となるものを「経済性≒国力」だと考えています。 正しい情報を広め、賛成派の根拠を崩せば、全ての賛成派が原発反対派になります。 その為には、石原慎太郎の考えが変わるくらいの、盤石な論理とデータが必要です。 これがあってこその、「原発国民投票」だと思います。 竹田恒泰の竹田研究会も、脱原発を掲げています。 国の未来を思う気持ちに、右も左もありません。 お名刺交換した皆様一人一人のFB等を拝見し、友達申請をさせていただくには、考えの違いも多く、皆様のご迷惑となると考え控えさせていただきましたが、可能であれば、これからも情報連携をさせていただければと思います。 ぜひ、これからもよろしくお願いします。 ZAKI
Posted at 2015-10-26 02:46
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Posted at 2015-10-26 16:02
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