【人口問題】 「The End of Plenty」のサブタイトルが付く、National Geographicの記事は興味深い。 ・世界の食糧消費料は、この10年間ほとんどの年で生産量を上回ってきた。 ・世界の人口は、2025年までに80億に達すると予測される。 ・95リットルのエタノールの生産に必要なトウモロコシは一人の1年分の食料と同じ量だ。 ・・・と、衝撃的な内容だ。 記事は、18世紀の経済学者マルサスの「人口論」にも着目している。 マルサスの人口論を読んだ事はないが、以下のようなものだと理解している。 1.人口は必然的に生活資料によって限定される。 2.人口は、非常に有力かつ明白な制限によって阻止されない限り、生活資料の増加に伴って必らず増加する。 3.これらの制限、および優勢な人口増加力を抑圧してその結果を生活資料の水準に抑止するすべての制限は、道徳的抑制、罪悪、貧困のいずれかに帰属する。 要するに、人間の努力以外の人口抑制機能が動き出すと、戦争・飢餓・伝染病が発生すると言うのだ。 僕はこれ以外に、自然災害も加わると理解している。 今後、人類が自ら政策的な選択するのか、あるいは人口増加し続けて、抑制機能による天罰を待つのか、いずれにしても選択肢は限られている。 貧しい地域への食糧援助は、出生率が下がらなくなるため、飢えに苦しむ子供が増える。 人類は現実を直視する時が来た。
Posted at 2009-05-28 20:17
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Posted at 2009-05-29 05:38
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Posted at 2009-05-31 16:12
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Posted at 2009-06-01 02:06
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