石炭資源が豊富なオーストラリアでは、CO2排出量の大きい石炭火力発電に依存する部分が多い。 現在、石炭のガス化などで、高効率の発電を目指している。 また、発生したCO2の分離・地中貯留技術CCS(Carbon Capture and Storage)の導入も始まる。 CCSはCO2を長期間貯留することにより、空気中へのCO2排出量を削減するものだ。 この貯留された分は、CO2排出量に含まれないため、国際的にも顔が立つというものだ。 ただ、僕が考えている高レベル核廃棄物の地中処分とは違い、何万年経過しようとそれは存在し続ける。 何万年もそこにおとなしくしていればまだいいが、それは徐々にあるいは突発的に漏れ出してくるのは間違いない。 だから、僕はCCSを「究極の問題先送り」だと考えている。 以前ブログに書いたニオス湖のような事態が起こらないことを祈るのみだ。 まもなく、空気は有料化されるだろう。 いや、今でもエアコンや空気清浄機を使っているが、空気の値段はもっと高額になっていくだろう。 写真は、イギリス コーンウォール地方、Eden Projectのバイオドーム。 このような建物の中に火力発電所を作ると、ドーム内でどれほどの植物を生育しなければいけないかが分かりやすり。 いや、ドームは巨大化し、地球上では作れないことが分かるかもしれない。
Posted at 2009-06-14 21:20
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Posted at 2009-06-14 21:58
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Posted at 2009-06-14 23:19
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Posted at 2009-06-15 20:37
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