東京での打ち合わせ開始時刻から逆算すると、ちょうどいい伊丹発の便がない。 不本意ながら、関空へ向かう。 足は色白の美人、M6。エレガントなスタイルとは裏腹に、僕をいともたやすく300km/hの世界へ連れ出してくれる。 吊るしでは詰めの甘いフロントセクションのデザインは、シュニッツアーのカーボン・スポイラーをパテで繋ぎ、グリルを装着することで、後付けの違和感を消しつつ、スタイリングを纏める事ができた。 このテの物としては珍しく、空力的にもメリットがあるようだ。 車高は、重心が下がる効果を得つつも、サスペンションのストロークに影響を及ぼさない範囲で下げている。 ショックは室内から硬さのセレクトが可能なため、ノーマルをそのまま使用している。路面に合わせたセッティングを選択することにより、走りは良好だ。 僕にしては珍しく、ホイールを変更していない。 これは、ノーマルの鍛造ホイールが、NEEZのマグネシウム鍛造ホイールと同等の軽さを誇るからだ。 有名メーカーの重いホイールを選ぶのは、頭が悪すぎる。 もちろん、スペーサー等も使用していない。 設計数値よりもオフセットをマイナスすると、ワンダリングが発生するからだ。 ハッタリは必要ない。東京での仕事が終わったら、そのまま関空へ戻る。 深夜の阪神高速湾岸線。マークしてくるポリスをかわしながら、僕のリズムで流す。仕事もアクセルも全開。 そう、健康にいいからね。 【これはフィクションです】
Posted at 2007-10-11 16:00
People Who Wowed This Post
Posted at 2007-10-14 02:02
People Who Wowed This Post