-
posted 2023-01-21 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
警察小説に新潮流を作り出した『ストロベリーナイト』に始まる「姫川玲子」シリーズや〈ジウ〉サーガシリーズなどのベストセラーを送り出してきた<誉田哲也>ですが、日本の農業問題を扱った『幸せの条件』や青春小説など幅広いジャンルの作家です。 なかでも伝奇ロマンと位置づけられるデビュー作『妖の華』(2001年...
-
posted 2023-01-18 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『罪の轍』は、2019年8月に単行本が刊行され、2022年12月1日に文庫本が発行されていますが、文庫本とはいえ、総ページ数835ページという文庫本2冊分の厚みがある価格1210円という一冊ですが、十分に楽しめた刑事事件物でした。 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年の北海道〜東京です。冒頭...
-
posted 2023-01-15 15:00
人生楽笑!おもしろ、おかしく笑っていこー!!
by
司馬千寿子
なんの変化もない日常 なんで自分には○○がない? これがあれば、素敵な日々なのに 憧れて飛び込んだけど、思っていた世界と違う 周りが思い通りにならない! なんて思うことありますか? そんな方に出会っていただきたい本です。 ただいま神様当番 著者:青山美智子 この物語には、神様がでてきます。 しかも...
-
posted 2023-01-07 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
昨年読みました<乃南アサ>の新潮文庫『美麗島紀行 つながる台湾』の続編〈台湾を舞台としては、文春文庫・『六月の雪』があります〉になります『美麗島プリズム紀行 きらめく台湾』は、2020年11月(集英社)より刊行され、2022年12月1日新潮文庫として発売されています。 近くて遠い、台湾の本当の姿を求...
-
posted 2023-01-05 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
今年最初の読書記は、批評家<佐々木敦>の映画論集『映画よさようなら』を選びました。2020年以降に執筆したテキストを集めたポストメディア時代の映画批評集です。 第1部の「歴史/映画史」では、<ペドロ・コスタ>や<アピチャッポン・ウィーラセタクン>の作品に目だけでなく耳でも対峙。<タル・ベーラ>や<ヴ...
-
posted 2022-12-24 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
気に入っておりました<松嶋智左>の「女副署長」シリーズが、3作目の『女副署長 祭礼』で突然終わり、ガッカリしていました。 これからは、『開署準備室 巡査長・野路明良』シリーズが始まるのかなとみていましたら、本書『バタフライ・エフェクト~T県警警務部事件簿』が、2022年11月9日に文庫本書下ろしで発...
-
posted 2022-12-20 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『シーソーモンスター』は、2019年4月に単行本として刊行され、2022年10月25日に文庫本が発売されています。 表題作以外に『スピンモンスター』の中編2篇が収められ、〈螺旋プロジェクト〉として「共通ルールを決めて原始から未来までの歴史物語を書く」というもので、<伊坂幸太郎>の呼びかけに8人の...
-
posted 2022-12-17 03:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<日明恩>の文庫本としての前作『やがて警官は微睡る〈新装版〉』が、日本版『ダイハード』的で面白く読めましたので、2022年10月16日発売のシリーズ4作目の本書『ゆえに警官は見護る』に続きました。 『やがて警官は微睡る〈新装版〉』では、場面展開も早く、落ち着きどころを先読みしながらテンポよく読めまし...
-
posted 2022-12-13 03:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
ディズニープラスで独占配信中の『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は、マーベル・スタジオが贈るディズニープラスオリジナルドラマとして、アベンジャーズの人気キャラクター「ワンダ」(エリザベス・オルセン)と「ヴィジョン」(ポール・ベタニー)の奇妙な夫婦生活を描いた第1弾の『ワンダヴィジョン』に続く第2...
-
posted 2022-12-06 03:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
本書『背中の蜘蛛』は、2019年10月20日双葉社より刊行され、第162回・直木賞の候補作品になり、2022年10月16日、文庫本として発売されています。 <誉田哲也>の作品では、『ストロベリーナイト』をはじめとする〈姫川玲子〉シリーズが、<竹内結子>主演で連続ドラマ化、映画化『ストロベリーナイト』...