-
posted 2022-09-29 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者<知念実希人>は現役医師として活動、ベストセラーを実写化したテレビドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』が10月8日より日本テレビ系で放送が始まります。 本書『生命の略奪者』は、文庫書下ろし作品として2022年9月1日に発売され、「天久鷹央の事件カルテ」シリーズとして13作目に当たります...
-
posted 2022-09-20 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
表題からミステリーなのかなと手にしました<川上弘美>の『ぼくの死体をよろしくたのむ』は、2017年(平成29年)3月に単行本が刊行され、2022年(令和4年)9月1日に文庫本が発売されています。全18篇の独立した短編が収められていますが、一部つながる物語が意外な展開で楽しめました。どの短編も、タイト...
-
posted 2022-09-17 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<朝井まかて>の『落花狼藉』を読み、江戸時代の遊郭「吉原」が舞台ということで<高田郁>の『みおつくし料理長』の主人公「みお」と幼馴染の「あさひ太夫」の感動的な幕引きを思い出し、そういえば『花だより』以後の作品を読んでいないことに気が付き、手にしたのが本書『ふるさと銀河線 軌道春秋』です。文庫オリジナ...
-
posted 2022-09-13 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者<朝井まかて>は、デビュー作『実さえ花さえ、この葉さえ/(改題):花競べ 向嶋なずな屋繁盛記』(2008年)をはじめ、シーボルトを描いた『先生のお庭番』や植木屋稼業の『ちゃんちゃら』など植物好きとして《植物系小説》として読み始めましたが、小気味よい文体で読みやすく、近作では江戸時代の介護問題を扱...
-
posted 2022-09-10 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
好んで観る「恋愛映画」ではありませんが、社会の中で変化し、多様化してきた恋愛という営み、それをつねに反映してきた 無声映画時代の名作から最新の話題作まで数々の恋愛映画を取り上げ縦横無尽に語り合う、一風変わった恋愛/映画論『反=恋愛映画論』が(Pヴァイン)から刊行されています。 映画、音楽、文学、美術...
-
posted 2022-09-03 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
著者<織守きょうや>は元女性弁護士で、<木村&高塚弁護士>が登場した連作小説集『黒野葉月は鳥籠で眠らない』につらなる、長編小説が本書『301号室の聖者』で、2016年3月に単行本が刊行、2022年8月7日に文庫本が発売されています。 新米弁護士の「木村龍一」は、所属する事務所の顧問先「笹川総...
-
posted 2022-08-30 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
巻かれていた帯に「10周年記念」とありましたので、この「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズも『珈琲店タレーランの事件簿』(2012年8月4日発行)が発売されてから10年が過ぎたようです。 前作の『珈琲店タレーランの事件簿7』は、全7話の短編集でしたが、2022年8月18日に文庫書下ろしとして発売され...
-
posted 2022-08-27 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
2019年2月、<有川浩>から読み方は同じ<有川ひろ>に筆名を変えられた最初の作品『イマジン?』(2020年1月・幻冬舎)がようやく文庫本として2022年8月5日に発売されています。 有川ファンとして498ページ、ワクワクしながら一気読みできる内容の面白さでした。 主人公「良井(いい)良助」は、大分...
-
posted 2022-08-20 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
刑事小説好きとして、タイトルに惹かれて手にしました『死神さん 嫌われる刑事』は、文庫本書下ろしとして2022年7月10日に発売されています。 本書には、無罪判決の出た事件の再捜査を専門とし、相棒となった警察官の未来を奪うというところから「死神さん」と呼ばれている警部補「儀藤堅忍」を主人公とする4篇が...
-
posted 2022-08-16 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
by
ファルコン
<鳴神響一>の『神奈川県警「ヲタク担当」細川春奈』シリーズとして第1作『神奈川県警「ヲタク担当」細川春奈』・第2作『神奈川県警「ヲタク担当」細川春奈2湯煙の蹉跌』に続く第3作目『神奈川県警「ヲタク担当」細川春奈3夕映えの殺意』として、2022年7月10日に文庫本書下ろしとして発売されています。 28...