「中尊寺本堂」です。 中尊寺は、天台宗東北大本山。山号を関山(かんざん)といいいまして、 慈覚大師(じかくたいし)を開山(開基850年)とします。 12世紀のはじめ、奥州藤原氏の初代藤原清衡公によって、 多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営され、 関山丘陵一帯に大伽藍が建立さました。 14世紀に惜しくも金色堂を残して往時の堂塔は全て消滅しましたが、 経蔵、金色堂覆堂、石製五輪塔・宝塔、野外能舞台の5件の 重要文化財建造物のほか、3000余点の国宝や重要文化財 を伝える美術の宝庫でありまして、 全盛期の遺跡が良好な状態で保存されています。 「峯薬師堂」 寛永年間(1624~1644)の中尊寺山内古絵図を見ると、 本堂南側の山中に「山ノ薬師」と記されており、 そこが本来の峰薬師堂があった所とされ、 現在の建物は棟札により元禄二年(1689)の建立とわかり、 その時、この地に移されたと考えられているようです。 ご本尊は「薬師如来」、その左右に日光月光菩薩が安置されています。 「宝塔」 笠の形状やその上の宝珠から平安時代末のものとされ、 この相輪は五輪塔の空風輪の形を成しています。 (一説には同院に住持した密淨上人の墓とも伝えられているようです) >クリックで大きくなります<
Posted at 2014-07-03 01:25
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Posted at 2014-07-06 15:37
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