「奥穂高岳」頂上でのすばらしい時間を過ごした後、
いよいよ去る時が来た。
帰りの行程は長く普通に下って6時間かかる。
そこに長くとどまることは出来ない。あまりにすばらしいこの景色を、
そのままにすることが惜しい気がしてならなかった。
またいつか、この頂を再度訪れても、
この景色がそのままで待っているとは限らない・・・。
いや、可能性はほとんどゼロだろう。晴れ渡っていても雲界なく、
ガスが上がってはご来光なく、
「槍ヶ岳」も見えない。山の天気はそれほど気まぐれで、
予測をつけることも出来ない。出来るだけ記憶にとどめるべく、
シャッターを押し続けた。
デジカメが熱くなったほどだ・・・。
実際はここにアップした何倍もの写真がある。
可能な限りこと細かく記録しておきたかった。意を決してザックを背負うと、
下りの道に突入して行った。下り始めるとすぐ穂高の奇岩、
「ジャンダルム」が目に飛び込んできた。
この岩はなんとなく穂高で逝った登山者たちの、
墓標に見えてならない。
穂高登山でもっとも険しいといわれている、
「西穂高岳」に向かう道すがらにあるせいかもしれない・・・。とにかく特異な姿に違いはない・・・。しかし、言い尽くすことが出来ないほどたくさんの写真がある。
でも、もう少しでこの登山日記も終わりです・・・。
長いといえば長いですな・・・(_ _))
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Posted at 2007-09-02 15:17
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Posted at 2007-09-03 00:20
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Posted at 2007-09-03 16:42
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Posted at 2007-09-03 16:37
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Posted at 2007-09-03 20:50
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Posted at 2007-09-04 18:07
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