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ぼくしのめがね

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こうしてわたしを試してみよ

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2014年6月29日日曜日礼拝 音声は、youtube から http://youtu.be/r0BXKaegaGc

マラキ1:2,マラキ3:7-12

不従順な民に与える旧約最後のメッセージ

マラキは、「わが使者」という意味。時代は、捕囚後。ハガイ、ゼカリヤの時代。ハガイが預言したように、神殿を建てた彼らに神の祝福が臨まなかった。民は幻滅していた。マラキは、このような時代に神の言葉を預言した。彼は、その理由に、捧げ物に問題があると指摘している。当時、一部の特権階級を除いては、人々は依然として、貧窮の中にあった。(ネヘミヤ5:13)礼拝は空虚な形式と化し、神への捧げ物、律法の遵守は軽視されていた。彼らはまた、異教の女を娶るなどして神への背信行為を繰り返していた。

1章 宮の犠牲の軽視。
2章 祭司の腐敗。
異教の燐邦人との結婚。民は、異教の民と結婚したいがために、自分の妻と離婚したのだそう。神は、離婚を憎むと言われている。
3章 立ち返れ。神を信頼せよ。と神は言われる。

☆どのようにして。。。In what way  マラキ書によく出てくる言葉

神に罪が示されても、「どのようにして私たちがあなたの名を蔑みましたか。」‘In what way have we despised Your name?’「どのようにして私たちは煩わしたのか」“In what way have we wearied Him?”などと、自分たちの犯している罪に全く気がついていない。民の姿を見てとれる。

マラキ書の初めにあるとおり、自分たちの罪の姿に気がつかないのは、神の愛を見失ったことにはじまる。全ての“ずれ”は、ここから始まっている。

マラキ1:2 

「わたしはあなたがたを愛している」と主は仰せられる。あなたがたは言う。「どのように、あなたが私たちを愛されたのですか」と。2 “I have loved you,” says the Lord. “Yet you say, ‘In what way have You loved us?’

神に愛されてる実感の中からでると、人間と言うものは自分のしていることが分からない。愛から離れるなら、礼拝に意味がなくなる。

礼拝とは、神の愛に応答することである。

先週のメッセージでも習いましたが、私たちの礼拝の土台は、贖いです。新約のわたしたちにはイエス・キリストです。すなわち神の愛です。土台が失われるなら、礼拝は、当然形式的な宗教行事となってしまうのです。
私たちは、いつも神の愛に留まっているでしょうか。

☆どのようにして、主に帰ろうか    神に帰れといわれた民の言葉。。。

マラキ3:7

7 あなたがたの先祖の時代から、あなたがたは、わたしのおきてを離れ、それを守らなかった。わたしのところへ帰れ。そうすれば、わたしもあなたがたのところに帰ろう。―万軍の主は仰せられる―しかし、あなたがたは、『どのようにして、私たちは帰ろうか』と言う。Yet from the days of your fathers You have gone away from My ordinances And have not kept them. Return to Me, and I will return to you,” Says the Lord of hosts. “But you said, ‘In what way shall we return?’

まず、わたしのところへ帰れ。そうすればわたしもあなたがたのところに帰ろう。
自分から、自発的に神様を選ぶ必要がある。神の愛は、いつもそこにある。そんなに腐敗していても、なおも神は愛している。だから、神に自分から帰れというのである。

☆十分の一献金をもって神を試す … 神との信頼関係を養うため

マラキ3:8-12

人は神のものを盗むことができようか。ところが、あなたがたはわたしのものを盗んでいる。しかも、あなたがたは言う。『どのようにして、私たちはあなたのものを盗んだでしょうか。』それは、十分の一と奉献物によってである。9 あなたがたはのろいを受けている。あなたがたは、わたしのものを盗んでいる。この民全体が盗んでいる。10 十分の一をことごとく、宝物倉に携えて来て、わたしの家の食物とせよ。こうしてわたしをためしてみよ。―万軍の主は仰せられる―わたしがあなたがたのために、天の窓を開き、あふれるばかりの祝福をあなたがたに注ぐかどうかをためしてみよ。11 わたしはあなたがたのために、いなごをしかって、あなたがたの土地の産物を滅ぼさないようにし、畑のぶどうの木が不作とならないようにする。―万軍の主は仰せられる― 12 すべての国民は、あなたがたをしあわせ者と言うようになる。あなたがたが喜びの地となるからだ」と万軍の主は仰せられる。“Will a man rob God? Yet you have robbed Me! But you say, ‘In what way have we robbed You?’ In tithes and offerings. 9 You are cursed with a curse, For you have robbed Me, Even this whole nation. 10 Bring all the tithes into the storehouse, That there may be food in My house, And try Me now in this,” Says the Lord of hosts, “If I will not open for you the windows of heaven And pour out for you such blessing That there will not be room enough to receive it. 11 “And I will rebuke the devourer for your sakes, So that he will not destroy the fruit of your ground, Nor shall the vine fail to bear fruit for you in the field,”Says the Lord of hosts; 12 “And all nations will call you blessed, For you will be a delightful land,” Says the Lord of hosts.

神の愛から離れてしまい、神に愛されること、愛すること、罪の意識が鈍ってしまった。もう一度、信頼関係を築くために、もう一度神様を試せという。どのようにして神に帰るのかと問う民に対する答えである。

聖書の中で、主を試していいと言っているのはこの箇所のみ。あとは、主を試すことは禁じられている。

神に十分の一を捧げて必ず、神に養われるというのは、確実な法則であり、誰もが体験できる奇跡。神を感じられる方法です。新約の中にも、「与えよ、そうすれば与えられる」との通り、与えるものには必ず与えられるのです。

なぜ、十分の一献金なのか。

私たちのお金との関係が如実に私たちの心の状態を照らしだします。

Ⅰテモテ6:10 
金銭を愛することが、あらゆる悪の根だからです。ある人たちは、金を追い求めたために、信仰から迷い出て、非常な苦痛をもって自分を刺し通しました。For the love of money is a root of all kinds of evil, for which some have strayed from the faith in their greediness, and pierced themselves through with many sorrows.

マタイ6:21
「あなたの宝のあるところに、あなたの心もあるからです。」 For where your treasure is, there your heart will be also.

マタイ6: 24
「だれも、ふたりの主人に仕えることはできません。一方を憎んで他方を愛したり、一方を重んじて他方を軽んじたりするからです。あなたがたは神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」 “No one can serve two masters; for either he will hate the one and love the other, or else he will be loyal to the one and despise the other. You cannot serve God and mammon.

◎私の証し。
神様を信じたばかりのころ、あまり聖書も読めなく。なかなか、霊的に成長しなかった。信じて初めの三ヶ月か五ヶ月くらいだったと思う。なかなか十分の一献金ができなかった。大学をローンで行ったので、それを返さなければならず、家にもお金を入れ、わずかなおこずかいしかもともとなかったからです。十分の一献金を強制されたことはありません。でも、心の中でもやもやしていました。何か、十分の一献金をするように心が向いた。また、霊的にも成長したかった。十分の一献金をして見た。そして、いつもお金が月末に足りなくって心配するのに、なぜか、足りた。次の月も大丈夫だった。どころか、いつもより多く貯金できた。そして、ますます神様に対する飢え渇きが増し加えられていった。そして、洗礼を信じて六ヶ月後、聖霊のバプテスマを受けるようになり、信仰が劇的に変わった。そればかりでなく、人生の目的、神様からの召しをはっきりと受け取ることになった。以来、十分の一は必ず捧げている。今まで、何一つ足りなかったことはなかった。
食べ物がなくなっても、誰かが私のその時食べたいものを持ってきてくれたり。必要なもののために祈って、祈り終わったときに、部屋のドアがノックされ、必要なものが必要をはるかに超えて与えられたり。たくさん奇跡を体験した。

神様を信頼するということは、奇跡の始まりです。それは、唯一つ、神様がわたしをこれを通して試して良いといわれている、十分の一献金からです。ここから、祝福のドアが開かれるのです。

とすれば、十分の一は、信仰の基本ともいえますね。

この小さなステップが、後にいかに大きな祝福になるか皆さんも驚くでしょう。

マラキ3:11, 12
 わたしはあなたがたのために、いなごをしかって、あなたがたの土地の産物を滅ぼさないようにし、畑のぶどうの木が不作とならないようにする。―万軍の主は仰せられる― 11 “And I will rebuke the devourer for your sakes, So that he will not destroy the fruit of your ground, Nor shall the vine fail to bear fruit for you in the field,”Says the Lord of hosts; 12 “And all nations will call you blessed, For you will be a delightful land,” Says the Lord of hosts.

マラキ3:17
 「彼らは、わたしのものとなる。―万軍の主は仰せられる―わたしが事を行う日に、わたしの宝となる。人が自分に仕える子をあわれむように、わたしは彼らをあわれむ。“They shall be Mine,” says the LORD of hosts, “On the day that I make them My jewels. And I will spare them As a man spares his own son who serves him.”

神に信頼するものは、その日、神の宝となる。

☆ 幼児の例
みなさん、幼児が両親と信頼関係を築く方法を知っていますか。それは、いないいないばあ、を通してです。あれは、単なる遊びのようですが、幼児にとっては大切なものです。大好きなお母さんがいなくなった。どうしよう。ばあ、ああ、出できた。何回も何回も繰り返すことによって、あの手の向こうに見えないけど、大好きなお母さんの笑顔があるんだ。いつもそこにあるんだということを学ぶ大切な行程の一つなのです。親と子の信頼をいうものを確信させるものなのです。
また、一歳くらいになった子どもは、よくテーブルから箸をわざとおとしたり、物を落とします。お母さんが何度ひろってもすぐにわざと落とします。お母さんたちは、いらいらしてもうやめてと、怒ってしまうことも多いですが、実は、これも子どもたちは、何回落としても、やっぱり私のお母さんは拾ってくれる。私のお母さんは、いつも自分のためにいてくれる。という信頼を習っているんです。何回も何回も。

神様は今日言われます。その最初の一歩を私のほうに踏み出して見ないか? と。私は、必ず、あなたのために現れるよ。必ずひろってあげる。必ず、養うよ。必ず、守るよ。と、今日私たちは、もう一度始めの愛に帰りましょう。そして、神様との信頼を築きましょう。


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