神の武具 2 God's Armor Part2
Aug
26
エペソ6:10-20
10 終わりに言います。主にあって、その大能の力によって強められなさい。11 悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。12 私たちの格闘は血肉に対するものではなく、主権、力、この暗やみの世界の支配者たち、また、天にいるもろもろの悪霊に対するものです。13 ですから、邪悪な日に際して対抗できるように、また、いっさいを成し遂げて、堅く立つことができるように、神のすべての武具をとりなさい。14 では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、15 足には平和の福音の備えをはきなさい。16 これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。17 救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。18 すべての祈りと願いを用いて、どんなときにも御霊によって祈りなさい。そのためには絶えず目をさましていて、すべての聖徒のために、忍耐の限りを尽くし、また祈りなさい。19 また、私が口を開くとき、語るべきことばが与えられ、福音の奥義を大胆に知らせることができるように私のためにも祈ってください。20 私は鎖につながれて、福音のために大使の役を果たしています。鎖につながれていても、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。
★神の武具について 守りと攻撃
V11 悪魔の策略に対して立ち向かうために。。。悪魔は、策略を持っています。相手はあなたのことを良く知っていて、どこを攻撃すればいいのかちゃんと知っています。私たちが武具をつける場所は、私たちが守るべきところなのです。私たちは、敵の策略を知って立ち向かうべきです。
◎守り v14-17
・腰には真理の帯…
腰は、全ての動きの要です。またしっかりと腰が安定していければ、戦えません。腰に巻くべきは、真理の帯です。私たちが、物事を判別するときは、必ず真理を軸にしなければなりません。世の考えではありません。
真理を自分の物にするには、私たちのマインドの変革が必要。私たちは、聖書の真理よりも、自分の過去の経験や今まで積み上げてきた信念に基づいて生活していることが多い。聖書の言葉を読むときに、自分の古い生き方、考え方から、聖書の真理に変えられる必要がある。それは、知識として知るだけではなく、聖書の言葉に基づいて行動する時に、真理が自分のものとなる。私たちは聖書の真理を自分のものとしているだろうか。
・胸には正義の胸当て…
相手は、心臓めがけて矢を放ってきます。そこには、正義、すなわち、キリストにある義が必要です。キリストによって私は赦された。神の目に義とされているということが私たちの守りです。敵は、いつも、様々なことにつけ私たちに罪悪感をもたせようとします。罪悪感が一番人をコントロールするのに有益です。もっと、あのようにしたらよかったのだろうか。私のせいだろうか。。。という私たちに罪悪感をもたせれば、あいての思うとおりになって行きます。注意してください。
義とは、キリストと私の正しい関係から来ます。あなたが、良い人間になったら義なのではなく。キリストが私のために代価を払ってくださって、私の義になってくれるから、私たちは、義なのです。ただ、このキリストを信じ、自分の至らなさ、罪を悔い改めなければなりません。そうする限り、私たちは、キリストと正しい関係、義の関係をもつことが出来ます。この関係があるなら、あなたは揺るがされることはありません。罪悪感は、もうあなたをコントロールすることはないのです。
・足には平和の福音の備え…
敵が一番恐れているのは、私たちが霊の子どもたちを産み増やすことです。私たちは、いつでも福音のために動けるように足に福音の備えをはくべきです。敵は、あなたが福音を伝えることをやめるように攻撃してきます。
先週このようなことがありました。
私たちの教会の一室でカウンセリングをしておられるエリック・マイルズさんが、急に私の事務所に入ってきました。「今、少し時間ある? 一緒に祈って欲しい人がいるんだけど。。。」と。私は、「もちろんよ。今行きましょう。」と、会堂の方に行きました。そこには、Dさんという男性がいました。彼は、ホームレスとなっていますが、神様を信じている方でした。
きくところによると、Dさんが道を歩いて、エリックさんの事務所を通り過ぎたとき、神様がエリックさんに、「彼の人生には目的がある、いって話しなさい」と言われたそうです。彼は、その声に従って話しかけ、ランチに誘いました。彼らは、昼ごはんを食べながら、人生について話したそうです。そして、Dさんは、今とても辛い状況にあるけれど、神様を信じている、神様の力が必要だというのです。そして、私を含めて3人で祈ることになりました。
祈り始めたとき、天から滝のように神様の愛がこの男性にそそがれました。男性は、咽び泣きました。私たちも泣きました。神様の愛に感動したのです。神様がどんなに彼を喜んでおられるか、彼の信仰を喜んでいるか祈りました。
彼は、全く違う人のようになり、目は透き通り、輝き、そして、泣きながらいいました。「私は、再び、生まれ変わりの体験をしたようだ」と。「私は、希望が持てる。」と。
この一人の人の従順が、この男性の人生を大きく変えることになったのです。
ホームレスであろう人と、ランチに行くなんて普通は考えないものです。しかし、エリックさんの神様の声に従う柔軟さがそれをゆるしたのです。
これこそが、「福音の備えをはく」ことではないでしょうか。足とは、ある方向に向かってわたしたちを運ぶものです。私たちは、神様の声に従って、そちらの方向に動く用意があるでしょうか。
・これらすべてのものの上に、信仰の大盾…
大盾は、敵の火矢を、みな消すことができます。敵の矢はあなたの頭、胸、胴と足をめがけてやってきます。すべての武具の中で、これさえあれば一番助かるという武具です。信仰の大盾とは、神は生きておられ、信頼するあなたを守ってくれていると信じることです。神に全幅の信頼を置くことです。
なんと、信仰というものは、私たちに休みを与えることでしょうか。。。信仰があれば、どこを攻撃されるのだろう、こうしなければ、ああしなければ、という忙しさから解放されるのです。
・救いのかぶと…
先月も言いましたが、戦いは頭の中でおこります。頭を守っているのは救いです。「私は、キリストとともに十字架につけられました。もはや私が生きているのではなく、キリストが私のうちに生きておられるのです。いま私が、この世に生きているのは、私を愛し私のためにご自身をお捨てになった神の御子を信じる信仰によっているのです。」I have been crucified with Christ; it is no longer I who live, but Christ lives in me; and the life which I now live in the flesh I live by faith in the Son of God, who loved me and gave Himself for me.ガラテヤ2:20「救い」でいつも頭を覆っているなら守られるのです。
◎攻撃の方法 v17-19
攻撃のためには、三つあります。
① 御霊の与える剣である、神のみことば
② 祈り
③ 福音の奥義を大胆に語る
攻撃のための武器が、実は、主によつて強められる方法と密接に繋がっているのが分かります。神の御ことばに親しむ、祈る、そして、神の素晴らしさを知れば知るほど、私たちは、人々に伝えたくなってくるのものです。。。
ぼ
Posted at 2015-08-26 14:40
People Who Wowed This Post
Posted at 2015-08-26 14:48
People Who Wowed This Post
Posted at 2015-08-26 17:01
People Who Wowed This Post
Posted at 2015-08-27 12:09
People Who Wowed This Post