愛する故みどりさんメモリアルサービス
Aug
15
1948年12月2日 東京で生まれ
1991年2月2日に マイケル・コアさんとご結婚されました
1992年にシアトルに引っ越してこられました。
先ほど、みなさんのスピーチでもあったように、
ご自分でビジネスをされたり、日本語教師を長年されたり、新聞社で働いたり、日本語のブリスクールで教師をしたりと本当にタレントのある方で、多くの人に関わりのあった方です。
2016年8月2日に 天のイエス様のところに召されました。
私は、このホライズン日本人教会の牧師、貴子モルガードです。みどりさんと知り合ったのは、みどりさんに肝臓がんが見つかり三か月と余命宣告されたころでした。2011年のことでした。教会に癒しの祈りを受けに来られたのがきっかけで、教会に集われるようになりました。
日本でも、幼いころからおばあさまに連れられて教会に通っておられ、中高生のころには教会のピアニストもされていたそうで、讃美歌がお好きな方でした。
年齢、文化、関係なく幅広く人間関係を持たれる方で、誰にでも愛される笑顔の素敵な女性でした。
今回、突然の脳梗塞、突然のお別れのように私たち人間の側では感じてしまい、別れの準備ができていなかっただけに、寂しくつらい気持ちがします。
みどりさんが召天された時、主人と座って祈り、みどりさんと過ごした6年間の教会生活を思い起こしていました。
そして、いくつかの神様からのメッセージを受け取りました。まず第一には、
① 神様の恵みは私たちの思いと願いを超えてはるかに強く、大きいということでした。
聖書の中に、
「わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。」』“I will never leave you nor forsake you.” ヘブル13:5
と、あります。その、神様の力強い御手を感じるできごとがありました。
余命宣告をされ、教会に来られ、がん治療が始まりました。それから、もう肝臓は移植の道しかないということで、移植のリストに登録しました。二年半、とうとう体力もなく、数回、昏睡状態に陥る状態になりました。何か月も入院していて、食べ物も水分も受け付けず、がりがりに痩せてしまいました。ホスピスの手配も終わりました。
病室もいつ行っても暗く、見舞いに行ってもみどりさんの意識のないことの方が多かったです。私も、もうこれは持たないかとあきらめていました。
しかし、神様の奇跡が起き、病院を変えたところ、みどりさんの命を救いたいというお医者さんに出会い、そして、奇跡が重なり、なんと肝臓と、腎臓を移植するという大手術になりました。そして、長い手術とその後の病院生活、リハビリも乗り越え、元気に生活できるようになりました。
通常の生活に戻って、一年、みどりさんは、証の会を開きたくさんの方を教会に招いて、祈りサポートの感謝をされました。そして、彼女は、「これからは、神様の素晴らしさを証ししながら生きていきたいです。」と言っておられました。
神様の大勝利をみんなで見ました。本当に、移植前のことが信じられないほどの元気な姿に感動しました。
「祈りの力は、すごいわよ。祈りはきかれるよ。」というのは、彼女の口癖になりました。
一か月ほど前に、礼拝前のランチに、みどりさんが何やら大きな箱をもってやってこられました。
“Thank you, God”
と文字の入った大きなケーキです。
「今日で私は、あの手術から三年なんです。もう、病院にも一年先まで行かなくてもいいの。みんなでお祝いしょうと思って。。。」
と。
私は、感動しました。もう三年たつのか。今まで、ぐんぐん元気になられて、私たちでさえ、あんな大きな手術をされたことを忘れかけていたのに。。。
② わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。Bless the LORD, O my soul, And forget not all His benefits: 詩篇103:2
の聖書の言葉の通り、みどりさんは、「私たちに絶えず神様に感謝を忘れるべきでないこと」を教えてくれました。
この出来事から一か月ほどたった7/31の朝、みどりさんは脳梗塞で倒れられました。
礼拝前にマイケルさんからお聞きし、礼拝後すぐに数名で駆けつけ、病室で祈りました。とっても平安で、神様の臨在にあふれていました。次の日も、そうでした。三日目に、みどりさんは天国に召されて行きました。
みどりさんの癒しを祈っていましたが、そのニュースを聞いた時、神様の時について畏敬の念をもって理解しました。
思い返せば、この三か月、みどりさんは、たくさんのブレイクスルーを経験されました。
三年前には、肉体的なブレイクスルーを体験し、神様にあって守られて生活しました。けれども、心にかかるいくつかの心の重荷がありました。
それらは、長年彼女を苦しめていたものでした。そういえば、礼拝のあと、夜七時まで、みどりさんのお話しを聞いたこともありました。牧師ですから、いろいろな人生のできごとについて聞かせていただきました。
ある日曜日に、ゲストスピーカが来て、みどりさんに個人預言を与えられました。そして、その神様からの預言の言葉によって、彼女は完全に解放されました。彼女の魂が癒されたのです。彼女は、うれしさのあまり、お友達に電話をして解放の喜びを伝えたほどでした。
彼女は、教会学校で喜んで子供たちを教え、また、特別集会では、グリーターをし、喜びをもって神様に仕えることが出来ました。
彼女が召されたことを知ったとき、思いました。
「ああ、私たちの神様は、私たちの全人格の神様なんだなー。」と。みどりさんは、体が救われ魂が救われる経験をしました。
神様の側では、人の目から、外からではわからない、私たちの心の奥深くに触れて解放されたい神様である。それが、その人の道の完成形なんだ。。。ということに目が開かれました。
③
ルカ4:18-19 貧しいものに福音を伝え、心の傷ついたものを癒すためにイエス様は遣わされた
“The Spirit of the LORD is upon Me, Because He has anointed Me To preach the gospel to the poor;
He has sent Me to heal the brokenhearted, To proclaim liberty to the captives
みどりさんは、何も思い残すことなく、なんの心の傷や重荷もなく、喜んで、平安に天国に旅立つことが出来ました。
大きなメッセージを残してくださいました。
④ 永遠への思い
そして、また、みどりさんに天国で会えるという希望を残してくれました。天国へのあこがれも私たちにくれました。天国を目指そうという気持ちを与えてくれました。
みなさん、心の中の問題は解決していますか? イエス・キリストこそが私たちの体も心も全人的に癒しと解放をもたらしてくださる方です。
みどりさんは、彼女の人生をもってそれを証ししています。そして、それを神様からのメッセージとして私たちに残してくださました。
さぁ、イエス様のところに帰りましょう。これが、みどりさんのみなさんへの思いです。
ぼ
Posted at 2016-08-15 16:48
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Posted at 2016-08-16 11:18
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