教室の展示物がこわされていたり、壁に落書がされていたときなど、まず近くにいたいたずらっ子を呼んで話を聞きます。このとき、「おれじゃないよ。」という返事が返ってくると、私の経験則から言って、こう答える子の10人中8〜9人がその事の犯人なのです。ですから、もう少し情報を集めてから問い正すと、あきらめて「おれだけじゃないよ。」という返事になります。
“おれだけじゃない”という返事に子供の自己防衛本能が働いて“おれじゃない”になってしまうようです。複数の子供が関係したりしていると、どうしても罪の意識がうすくなってしまうこともあるのかも知れません。
この自己防衛本能の強い子は、大人の予測できない様々な不思議な事件を引き起こしますが、勉強に関しても大きな特徴があります。それは、新しい内容の勉強が始まると、興味を持つよりもむしろ一歩引いてしまうのです。そして、その勉強とは関係のないことをやり始めたり、前に習ったことをしつこくやりたがるといった行動が見られます。
中学生になると、新しい内容の勉強が次々と出てきます。そして、あっという間に取り残されてしまうのがこのタイプの子に多いのです。ですから、こうならないようにするためには、中学での勉強の全体像を早めにつかませることと、中学2年の夏ごろまでは予習を中心にした指導が必要になります。逆に、ここまでがうまくいくと、あとは自分で計画を立ててやれるようになるのもこのタイプの子供です。
カーネル笠井
特大のゆずをいただきました。ロビーにおいてあるのですが、教室中にいい香りが漂っています。
ビタミンCたっぷりの【ホット ゆずジュース】はいかがでしょうか。
・ゆず酢 10〜15cc
・熱いお湯 150cc
・砂糖またはハチミツ 適量
風邪が流行ってきました。ひいてしまったら無理をせずに、ゆっくりと休みましょう。
<風邪予防レシピ>
【ほうれん草としめじのゆず和え】
・ほうれん草:βカロチン
・しめじ:ビタミンB群、低エネルギー、ビタミンD、豊富な食物繊維
【えびとカリフラワーのサラダ】
・えび:高たんぱく、低脂肪
・カリフラワー:ビタミンC、食物繊維
【小松菜ワンタンスープ】
・小松菜:カルシウム
【甘酒ミルク】
・牛乳:良質なたんぱく質、カルシウム
・酒かす:たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群
ラッコ横山
昨晩のこと。近くの小料理屋で美味しい魚を食べた後で、ちっちゃな茶碗に「バターライス」が出てきました。女将さんのサービスなのですが、ご飯の上にバターがちょこんと乗り、そこにパラパラと海苔がほんのりいい香りを漂わせているだけのものです。そこに醤油をかけてご飯に混ぜて食べるのですが、とてもさっぱりして美味でした。一緒にいた関西の方にも好評で早速家でやってみると帰っていきました。
女将さん曰く、昔はバターの代わりにマーガリンを乗せて食べたそうです。当時の貧しい日本が生み出した知恵と工夫の一品です。
ぜひ、お試しを。
ラッコ横山
最近、わが家のパソコンの動きが遅く、それぞれの機能が立ち上がるのにすごく時間がかかるようになってしまい、常にイライラしていました。そのことを息子に相談すると、「いろいろと必要のないプログラムが入り過ぎているせいだ。」との指摘を受けました。
そこで、おそるおそる教えてもらったプログラムの追加と削除を使っていくつかのプログラムを削除し、これも教えてもらったシステムのデフラグをかけると、かなり速く作動するようになったのです。この効果についつい調子に乗ってしまい、手当り次第といった感じでプログラムを削除していくと、見違えるほど速く作動するようになったのです。実は必要なプログラムもいくつか削除してしまい、音が出なくなってしまったのですが、取りあえずはこの速さの方が価値があると思っています。
これを体験し、人もあまり必要のないことを詰め込みすぎると、頭のきれや動きがにぶくなってしまうのではないかと思えたのです。でも人の場合、もう入れてしまったものはどうしたら捨てられるのでしょうか。
以前テレビの番組で、砂漠が好きで良く行くという日本人の話が放送されたのを思い出しました。はじめは、砂漠に行くと何が得られるのだろうか、との興味で観ていました。レポーターも私と同じような興味を持ったようで、その人に同内容の質問をしました。すると、その人の砂漠に行く目的は全くの予想外でした。「砂漠に2〜3日いても、得られる事は全く何もありません。私は砂漠に必要のないものを捨てに来ているんです。」
私も一度ゆっくりと砂漠に行き、できるだけ多くのことを捨て、いろいろと考え直してみる時期なのではないかな、などと考えてしまいました。
カーネル笠井
記述問題を書き上げた生徒に書いた文章をもう一度見直してと
声をかけます。
「大丈夫だと思います。」と
手渡された答に誤字・脱字があることが案外あります。
見直しても見つからないのです。
おすすめは、頭の中で声を出して読むようにすることです。
目だけで文字をおっていると
書いたつもりになっている文で読んでしまうことが多いようです。
音読をしている時は音でも聞きとるので間違いを見つけやすいのです。
ミスが続く時は試してください。
福井
中学生の頃、通学路の途中に1.5km近い田んぼの中の直線の道がありました。朝寝坊な私がその道に差しかかると、同じ中学生の姿ははるか前方にしか見えませんでした。これに追いつけば遅刻せずに学校に着けるといった状況で、毎朝が駆け足でした。
そんな道が初冬になると深い霧に包まれ、わずか3m先も全く見えなくなってしまうという日が4、5日もあったのです。そのころは、これは単なる自然現象としか考えていませんでしたが、後になってその一番の原因がわかりました。それは、お米を脱穀した後に残ったわらをこのころになって田んぼで燃やすことでした。このときに出た煙の粒子が次の日の朝になっても空気中にただよっており、それが冷えた空気中の水蒸気が小さな水滴になるための核になり、霧ができやすくなっていたのです。以前は家畜を飼っている家が多く、このわらはその家畜のために使われ、たい肥作りにも利用されていました。そのうち家畜を飼う家が少なくなり、利用価値の少なくなったわらは田んぼで燃やされ、わずかな肥料分として使われてようになり、これが初冬の霧の原因となっていたのです。
霧の中では数m先を歩いている人の話し声は聞こえるのに姿は全く見えませんでした。ところが、こんなに深い霧なのに中は結構明るかったのです。この霧は、きっと地表から10m足らずの高さまでしかなかったのではないでしょうか。もしそのとき、近くの山に登れば、山に囲まれた盆地が真っ白い霧の中に包まれている光景が見られたのかも知れません。きっと幻想的な光景にちがいないなどと想像してしまいます。
『氷点下何十度という南極なのに、そこで息をはいてもその息が白くならない。』というCMが放送されています。南極の空気にはちりやほこりといった粒子がほとんど存在していないほどきれいなため、息に含まれている水蒸気が冷やされても、核になる粒子がないために水滴になりにくいのが原因なのだそうです。これを観て、ちょうど私が中学生の頃に体験した初冬の深い霧とは反対のでき事があるんだ、などとなつかしく思い出した次第です。
カーネル笠井
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