お盆休みも終わり、夏期講習も後半戦に入りました。
あと二週間、残暑にも負けないでみんなと頑張っていきます。
この頃、気を配ることがあります。
それは、8月31日に何らかの達成感・やり終えた充実感を
持ってもらえるように計画のすすみ具合をチェックすることです。
*夏期テキストを一冊全てやり終えた。
*苦手分野を克服した。
*漢字をたくさん覚えた。
それぞれ別のことで構いません。
全て中途半端になっていたのでは
9月からの頑張りに響きます。
こんなに頑張ったと自信をもてるものを
つくっておきましょう。
福井
正確には秋の初めに熟すのでしょうが、今年の暑い夏を思うと真っ赤に実った“丸グミ”の実を思い出してしまいます。田舎で育った私ですが、丸グミの実に出会ったのは過去にたぶん3度しかありません。1度目はおぼろな記憶の幼少の頃に、隣のお兄ちゃんに連れられて行った山で見つけて食べたときのもの、2度目は小学校5年生のころのもので今でもはっきりと覚えているのです。少し渋味のある長グミは大きな木になり、友人の家にも長グミの木があり、何度かその木に登って食べたことがあります。しかし、丸グミにはなかなかお目にかかれなかったのです。
そんなある日、クラスメートが丸グミに関する情報を持ってきたのです。その友人の親せきの家の生垣に丸グミが実っているというのです。さっそく、学校の帰りに3〜4人の仲間と一緒に出かけました。家の裏側の生垣で、下には小川が流れています。その生垣の中にまん丸くて真っ赤に実った丸グミの実があったのです。サクランボの砂糖錦よりも深い赤い色をしていたと思います。まん丸にふくらんだ宝石のルビーのようで、子供にとっても魅力的なものでした。1人10粒ほどいただき、それを持ち帰りました。そして、私の家の庭でさっそく試食です。甘い香りがし、甘酸っぱい味が口の中に広がりました。
恐らく、現在の子供達の99.9%はこの丸グミの実を見たことも食べたこともないのではないでしょうか。お菓子のグミはいろいろ食べたことがあるでしょうが、その見本となる本物の実のおいしさを知らないのは可愛そうに思います。でも、そのお菓子のグミの実を作っている会社の多くの担当者でさえ、本物を知らないのかも知れません。
そんな丸グミに最後に出会ったのは、友人と丸グミを食べた1〜2年後の私の家の庭でした。みんなで食べてはき出した種が芽生えて、何と真っ赤なまん丸い実を実らせたのです。果物の育ちやすい環境とはいえ、子供心にもビックリしたものです。
その丸グミの小さな木の横には、毎年黄緑色のすっぱい実をつける私の好きな“スグリ”の小さな木も生えていたのでした。暑い夏になると何故かあの赤い丸グミと、一緒にその横に生えていたスグリの実を思い出してしまいます。
カーネル笠井
朝晩の風が軽く感じるようになってきました。
蜩(ひぐらし)の鳴く声が去り行く夏を
感じさせるように聞こえます。
今年も例年以上に浴衣姿を見かけます。
日本の伝統や季節を楽しもうとする
傾向なのでしょうか。
中学入試でも国語に季節感や日本の伝統を
テーマにした出題が増えつつあります。
残り少ない夏、そして迎える秋をたっぷりと
楽しみたいと思います。
ラッコ横山
この時期、外出する人々は必ずと言ってよいほど、清涼飲料水や水筒を持っています。いや、外出しなくてもオフィスでも学校でもペットボトルが当たり前になってきています。それほど日本の夏も亜熱帯性に変化しているのでしょう。
いつも塾に見慣れない清涼飲料水を持参してくる生徒がいます。どれも目新しいものばかりで思わず目を奪われます。わが子のためにお母さんが入手してくるらしいのです。さすがです。
ところで、これほどまで浸透している清涼飲料水はいったいどれぐらい世に出ているのでしょうか。
平成14年に国内で生産された清涼飲料水は1500万キロリットルに及ぶそうです。あまりに膨大な数値なので、もうちょっとわかりやすい基準に置き換えると、国民1人が年間12.5リットル、さらにわかりやすく言い換えると1本180ミリリットルの容器で年間700本ほどを消費した計算になるそうです。つまり、1日2本平均ですから、これは結構凄い消費だと思います。
2001年には600社、1800のブランドがあり、約4000種類も存在したようです。さらに年間600種類以上が新発売され、そのうち翌年まで残るものはわずか2割程度だそうです。と言っても120種類以上ですからこれもまたものすごい種類です。
ちなみに、実際に生産されるシェアを見ると、茶系が30%、コーヒー系18%、炭酸系14%、果実系13%、スポーツ系10%と圧倒的に茶系が多いのも日本の特徴のようです。
もちろん、自分も常に茶系を飲料している一人ですが。
さて、わが国初の清涼飲料水の製造はと言えば、やはりラムネのようです。一説によると1853年のペリー来航の際に国内に入ってきたという説が残っているそうです。
当時は選ぶ余地もなかったのですが、今は、店頭で悩んでしまうほどの種類を見ると、本当に豊かな国だと実感してしまいます。
ラッコ横山
日本の家屋は、暑い夏をいかに快適に過すかの工夫をすることを中心に造られてきたそうです。寒い冬にはあまり気を遣ってないようです。火を使うことで寒さは何とかしのげたのでしょう。きっとこのような工夫がされ始めた奈良時代、平安時代の夏は、とても暑い今年の夏よりもさらに暑かったのかも知れません。
私が大学生の頃には、地球はどちらかと言うと氷河期に向かっているという説が主流でした。私の所属した研究室の教授は、自分の専門以外に太陽エネルギーの利用の研究にも取り組み、“もし氷河期が近づいてきたら、砂漠だったアフリカの土地にも雨が降り、今よりも地球全体で耕地面積が増えるはずだから、むしろ望ましいことだ。”という持論を良く話してくれました。その頃は、少しずつ地球が冷えていくことを心配していたのです。
そう言えば、子供の頃の夏には暑かったという印象はなく、うちわ1本で過せたという記憶しかありません。そして8月のお盆を過ぎた頃になるとこたつを準備していたのですから。そう考えるとやはり、日本人が住居に住むようになった頃の夏は、今よりもずっと暑かったのかも知れません。
ところが今は二酸化炭素の排出による地球の温暖化がこれだけ問題になっています。人の作り出すエネルギーがそれだけ巨大なものになってしまい、気候の歴史をも逆戻りさせてしまっているのでしょうか。
それなら、これにブレーキをかけるために、打ち水や風鈴、すだれや吹き抜けの家造りなど、日本古来の風流を楽しむ気持ちが今こそ必要なのかも知れません。
カーネル笠井
暑さの続く中での夏期講習。
何コマか授業が続くとどうしても集中力が鈍ってきます。
そんな時はしきり直しの「漢字しりとり」
今日も上野毛でやってきました。
K先生・Y先生・W君の男性チーム対
Tさん・Wさん・私の女性チーム。
ルールはいたって簡単で制限時間内に二字熟語を
しりとりの要領で作っていきます。
今日の対戦は男性チームの勝利。
俄然負けず嫌いの虫がむずむずしてきた私は
これからの対戦に闘志を燃やしています。
勉強の能率が落ちてきたら、軽い体操や指相撲なども取り入れます。
家での勉強でも、だらだら時間をかけるのではなく
うまくリフレッシュして質の高い勉強をしていきましょう。
福井
夏バテをしたことのない私ですが、これだけ暑さが続くと少し心配になってきます。今まで夏バテをしなかったのは、きっと夏になっても食欲が落ちることがなかったからだと思います。冷やし中華よりは暖かいあんかけ中華そばを、生野菜よりは野菜炒めをと、暖かいものを食べないと食事をした気にならず、冷たい物をあまり口にしなかったからだと思います。しかし今年は、ざるそばやそうめん、それに生野菜といったものを良く口にします。やはりそれだけ暑いのではないでしょうか。
私の周りには夏バテをし始めた大人たちが目立つようになってきました。しかし子供達はまだまだ元気いっぱいです。暑くても寒くても本当に元気でうらやましくなってきます。
今日は北京オリンピックの開会式があり、明日からは本格的に競技が始まります。しかしこの誘惑に負けると今年の夏は乗り切れそうにありません。せいぜい睡眠不足にならないように、無理の効かない大人らしくセーブをしながら楽しみたいと思います。
みなさんも十分に気をつけて下さい。まだまだ厳しい暑さの夏が続きそうですから。
カーネル笠井
猛暑が続く毎日ですが、今朝は朝から激しく鳴くセミのそばをトンボが飛んでいきました。
天を見上げると空高くまで澄みわたり、まるで秋空のようです。
トンボの歴史は古く弥生時代の銅鐸に刻まれています。
古代、秋津島と呼んだのはトンボの国という意味です。
日本書紀にもその由来が記されています。
また、ひじについたアブをトンボがくわえて飛び去ったことから、「勝虫」とも呼ばれ、戦国時代には武将の武具や衣装にトンボの絵柄が用いられたそうです。
この夏、セミの鳴き声は例年よりも少ないように感じましたが、トンボの活動はいかがでしょうか。
昆虫の世界にも異常気象の影響があるのでしょう。
ラッコ横山
「わからせようとするのではなく、わかろうとする」
大人からみると子どもたちは
知らないことも多く
つい教えてわからせようとしがちです。
この言葉に出会い、
一生懸命説明して納得してもらおうとするより、
わからない子ども達の気持ちを
わかろうとしてみました。
すると、一方通行だった言葉を
あーそうなんだねと笑顔で
聞いてもらえました。
コミュニケーションとは相手の立場にたつこと。
勉強も子どもの目線にたつことが
大事だと痛感しました。
また、出会った時ドキッとした言葉
「子どもは親の言う通りにそだつのではなく
親のしている通りにそだっていく」
如何ですか。
福井
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