我家に勉強を習いに来ていた生徒がいました。
ペルーからの帰国生で、お父様の仕事の関係で中学に入る前に
今度はパナマに旅立ちました。
今週は中2になった彼女が一時帰国して、
国語の勉強をしに来ています。
インターに通いながら、日本から届く教材をやったり、
国語を大事にしている姿は当たり前に日本語を使っている私達とは
また思いがちがうのでしょう。
子どもの頃から、いろいろな文化に触れてきた彼女が
どう自分の育った環境をいかしていくのか、
私には想像もできません。
きっと世界を飛び回るような仕事につくのかも知れません。
9月から更に移動して、コロンビアの学校に通うそうです。
福井
サザンオールスターズの年内限りでの活動停止を惜しむ声がまだ続いており、テレビでも彼らのデビュー当時の映像が流されています。これを見て、私の仲間の中で一番先にサザンのファンになった友人と、そのときのいきさつを思い出しました。彼は、デビュー曲の「勝手にシンドバット」が発売されるとすぐにサザンのファンになり、すごいグループが現れた、などとみんなに宣伝していました。ところが、そのすぐ後でわかったことですが、彼がファンになるきっかけはデビュー曲のさびにあたる“今何時!”とシャウト(叫ぶ)する部分を、“茨城”と聞き違えており、自分の出身県のことを歌っていると勘違いして好きになっていたのです。これが“茨城”だと、この歌の歌詞は一体どうなってしまうのでしょう。
英語の歌詞だと、さらにこの聞き違いが多くなります。中学生のころに流行していた歌の歌詞に、「〜二人の仲はyou and me♪」というのがありました。この“you and me”の部分が“ゆう、え〜み”と聞こえ、学校中のゆう君とえみ子さんはみんなに冷やかされ、そんなことで本人達は真剣におこっていたのです。みんな本当に純情だったのだと思います。
このころからはビートルズの英語の曲も人気になり始め、いろいろな聞きちがいがおこりました。私の知り合いに自分の娘さんの名前に「由乃」と名付けた人がいます。この“ゆの”はビートルズの「you know my name」からきているそうです。この時代のビートルズの曲には、青春時代の純情な思い出がぎっしりとつまっている人が本当にたくさんいます。何年か後で発表された「オブラデ、オブラダ」では、“in a couple of years they have built♪”の部分が“えみ子 is blue”と聞こえ話題になりました。えみ子さんにはご難続きですが、このときのえみ子さんはどう感じていたのでしょうか。
以前家庭教師をしていた6年生の男の子に、小学4年生まではイギリスで暮らしていた子がいました。その子の受験直前の12月になってからの一番の悩みは、「好きな女の子がいるのに、そのことを相手に打ち明けるチャンスがなかなかなくてこまっている。」というものでした。「早く打ち明けて、できたら自分の受験を応援して欲しい。」そうです。そして、どんなタイミングで打ち明けたら良いのか私にまで真剣に相談するのでした。イギリスでは女の子を好きになったら、そのことを相手に打ち明けることが男らしさの表れで、これがなかなかできない自分に受験のこと以上に悩んでいるのでした。同じ純情でも、国によってずいぶんとちがうものですね。
カーネル笠井
東京・千代田区図書館が 「Web図書館」 を開始して半年が経過しました。現在は区在住者限定で登録者数は約200人ほど、今後は在勤・在学者に拡大していくようです。
きっかけは15万冊の蔵書の保管場所です。書籍を電子化していけば省スペースですみます。
システムは書籍データを暗号処理し、利用者の認証がすむと暗号が解けて読めるようになります。貸し出し期限を過ぎるとデータはパソコンから自動的に消去され、期間中の複製・印刷もできない仕組みになっているそうです。
マーケットとしても、6年ほど前は約10億円市場だったのが、2年前には約182億円と、急速な拡大を見せています。
今後、「ハイブリッド図書館」(紙と電子の両方をそろえる図書館)が広まる可能性を秘めています。
先日読んだ本に書いてあったことですが、日本人ほど電車の中で本を読む勤勉な国民は他にないそうです。確かに携帯をしている人も多いのですが、それに負けないくらいの読書家がいるのはとても誇りに感じます。
ラッコ横山
今日は汗ばむ陽気でした。
全世界的に温暖化防止キャンペーンもあってか
あちらこちらの冷房もやや高めの温度設定のようです。
例年以上に額に汗がにじんできます。
先日、あるお店の前を通ると、ちょっと目に入ったフェイスタオルがありました。安い値段でもあったので、今年はきっと例年より1〜2枚は余分に要るだろうと衝動買いしました。
すると、お店のお上さんがタグや邪魔なラベルなどをはがし、支払いが終わるとそのまま差し出してくれました。「今日は、ハンカチを忘れたの!?」と、やけに親しく声をかけてきました。「いや、今年も暑くなるそうだから今のうちにと・・・」
「じゃあ、ちゃんと袋に入れた方がよかったね!」
「いやあ、結構ですよ!」と、こんな会話でお店を後にしました。
とくに、きちんと袋に入れてもらうつもりもなく、あえて黙って手際のよいお上さんの様子を見ていただけです。第一印象ですぐに使うことと思われたのでしょう。でも、もしお遣い物として買うつもりでこのように黙ってみていたらどうなったことでしょう。初対面での間合いの難しさを実感しました。
お店の人の勢いに押し切られることや、逆にわがままな客だと思われたり、初対面の相手との間合いは意外に難しいと実感しました。
よく話題になるのは相撲での立会いにおける間合いです。なかなか立会いが合わずに仕切りなおしも目にします。それほどあうんの呼吸とは難しいもの、人と人とのコミュニケーション力の問題かも知れませんね。
それにしても、最近はこんな気配りのお店も少ないかも知れませんね。
ラッコ横山
先日、昼食を食べにファミリーレストランへ行ったときのことです。注文を取りにきたのが中国人の女性と思われる店員で、少しぎこちない日本語を話します。私が注文をすると、それを繰り返した後で、最後に「取り合えずよろしいでしょうか。」と付け加えていました。“オイオイ、それは私が言うセリフなのに。”と思いながらも、言葉の語尾に特徴があることと、きっとほとんどのお客が注文の最後にその言葉を付け加えているのだなとも思いました。
私の友人にも中国から日本に来ている人が何人かいますが、やはり言葉の語尾に同じような特徴のある日本語を話します。昔から良く中国人が話す日本語としてたとえられる「〜であるよ。」といった感じの語尾になるのです。中国語は英語と文法が似ているので、中国人は日本人に比べて英語の上達が速いと昔から言われてきました。でもアメリカ人の話す日本語の語尾はたいてい「〜でありますか。」といった感じになります。国によって日本語の受け止め方がずい分とちがうのが面白いですね。
では、日本人は外国ではどんな外国語を話しているのでしょうか。あまり外国に行ったことのない私には想像もできないのですが、機会があったら是非調べてみたいと思います。
カーネル笠井
6月の晦日、今年も折り返しを迎えました。
182日間、過ごしてきた時間を振り返ってみてはどうでしょうか。
今年、中学生になった生徒は、受験・卒業・入学と
大きなイベントが目白押しの日々だったと思います。
また、やろうと思って実現したこと、未完了のこと。
後半戦にむけて、一度整理するのもいいことだと思います。
コーチングでは、未完了リストを作って、優先順位をつけたり、
必要頻度をつけて細かく計画を具体化します。
時間に流されるのではなく、
時間を使いこなせるようになりたいものです。
福井
最近、いろいろな場面で耳にするようになった言葉に「成長痛」があります。おもに3〜5歳の幼児に起こるものとして認識されるようになり、少し前まで私の子供にも起きていました。
私はこの成長痛を中学生のころに経験しました。中学生の間に身長が25cmも伸びたので当たり前なのかも知れませんが、当時はこんな言葉はなく、成長痛という現象もそれ自体があまり認識されていなかったため、原因不明の痛みにただ一人理由も無く苦しんでいました。この痛みは1年以上も続いたと思います。ただ、関節は痛いけれども歩けないほどでもなく、太ももの筋肉が痛いけれども眠れないほどでもないことからあまり大事には考えることもなく、「そのうち何とかなるだろう。」ぐらいの気持ちで気軽に考えていました。そしていつの間にかこの痛みのことは忘れてしまっていたのです。
この言葉がよく使われるようになったのは、甲子園を沸かせた現北海道日本ハム・ファイターズのダルビッシュ投手が高校生のころに“成長痛”で悩んでいるという報道がされてからだと思います。高校生になってからも成長していたのですから、あの長身になったのでしょうね。あの長身から投げ下ろすキレのあるボールの威力は、現在の日本のプロ野球界ではNo.1なのではないでしょうか。今後の更なる活躍が楽しみです。
私はその後も病気でいろいろな痛みを経験してきましたが、その痛みが消えるとそのことはほとんど忘れてしまっています。どうやら、病気の痛みに関しては精神的な抵抗力があるようです。
カーネル笠井
「夏至」の21日は各地で【ブラックイルミネーション2008】が行われました。環境省が呼びかけ温暖化防止のために2003年から行われている取り組みです。6月21日〜7月7日までの間のキャンペーンで、この2日間、夜8時〜10時までの間、全国のライトアップ施設や各家庭のあかりを一斉に消灯するライトダウンが行われます。7月7日は【七夕ライトダウン】と呼ばれます。
6月21日は71,000箇所で実施され約113万kwの節約になったそうです。また、7月7日の予定を合わせると約220万kwの節約になるそうです。これは一般家庭200世帯の1年分の節約に相当するそうです。
次回、7月7日に全面協力とはいきませんが、hotline(ホットライン)もクールライン?を目指したいと思います。
【航空機ダイエット】という見慣れない言葉に目がとまりました。今年になって急騰している原油価格上昇に伴い、各航空会社が少しでも燃料を節約しようとグラム単位の知恵を絞っているそうです。
・スプーンの柄を細くして1本あたり2gの減量
・有田焼は製造過程の工夫で1機あたり3.5kgの減量
・貨物コンテナはアルミ製をガラス繊維系の素材を使うことで1台当たり26kgの減量で1機当たりで約1tの軽量化
・これまで常に満タンにしていたトイレなどで使用する給水タンクも、1機当たり300〜400kg軽量
さらに機内誌のページ数を減らしたり、貨物機の外部塗装をしないことも実践しているそうです。
ちなみに、ジャンボジェット機1機あたり500kgの軽量化が実現できると、年間約1000万円の燃料が削減されるそうです。
大相撲の海外巡業は大変なことですね。
ラッコ横山
日曜日の午後、移動のために小田急線に乗っていると、向かいの座席に座っている6人が全員ケータイ電話を開けて操作をしていました。こういった光景は最近では度々目にします。これを批判する人もいますが、個人的には悪いものとは思っていません。こういった時間に使う道具としては最適のものとも思えるし、子供の頃にあこがれていた通信手段そのもの、あるいはそれ以上のものだからです。ただ、歩きながらの操作には苦情の1つも言いたくなるのですが。
子供の頃、テレビ漫画などで一番多く考えられていた未来像でよく覚えているのは、ちょうど今のケータイ電話のような携帯する通信手段と、テレビ電話、そして、自動で料理が出てくる装置と空中に張りめぐらされた道路です。自動で料理のできる装置としては、冷凍食品を電子レンジでチンするものがこれに近づいていますし、空中の道路は高速道路がこれに近いイメージになっています。ところが、携帯できる通信手段に関してはそのころの予想よりもはるかに進んだものとなっています。ワンセグによるテレビ受信や音楽配信、そして電子マネーといったものはそのころは想像もできませんでした。
こういったものを可能にしたのがコンピュータだと思います。まだそのころは、これだけコンピュータが発達することは想像にもなかったからです。
コンピュータの可能性はまだまだ広がると思います。しかし私たちの基本的な生活、私たちの子供達の成長の過程等は昔のままで、基本的には違っていないことにも気付きます。まだ単に“欲しかった道具がようやく手に入った。”ぐらいの段階なのかも知れません。ではその先の未来像はどうなのでしょうか。その未来が実現するまでは生きてはいられないでしょうが、そのヒントぐらいは私たちが子供の頃に描いていたのと同様に現在にもあるはずです。じっくりと探してみようと思い始めました。
カーネル笠井
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