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岩魚太郎の何でも歳時記

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私の一枚 昭和の話です。1965年・昭和40年『新宿西口広場の反戦歌集会』・『歌声喫茶』をご存知ですか? この両者は『歌・集団就職・団塊の世代・ベトナム戦争』という密接な関係があるのです。『歌声喫茶』を次回UPする前に、この集団就職写真からご覧下さい。

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戦後昭和30年頃から、歌声喫茶... 戦後昭和30年頃から、歌声喫茶は最盛期を迎えていた。
集団就職の若者たちが「労働力・金の卵」としてもてはやされ世相である。
その彼らは大都会に流入し、点として、それぞれの職場に散って行った。
そしてそれは、苦難の始まりだった。
方言を軽蔑され、田舎者と言われ、仲間もなく、友達も無く、孤独な日々を過ごしていた。

そこに登場し場所が歌声喫茶である。
楽器はアコーデオンとギターとで... 楽器はアコーデオンとギターとで、一つの歌を全員で合唱する。
マイクの前に立つリーダー男が呼びかける。
「次はともしびです。歌本12頁です。よろしくお願いします」
客は歌本の頁をめくる。前奏が始まりマイクの前のリーダが歌い始める。

そして全員の大合唱が始まる。そして連帯感が生まれた。そして友達も出来た。
そして結婚という人生を選択することも出来た。
そしてこの世代が「団塊の世代」である。
私の一枚 昭和の話です。196... 私の一枚 昭和の話です。196... 毎週土曜日6時前後より、反戦歌... 毎週土曜日6時前後より、反戦歌を歌う『ホークゲリラ歌手』
その主張に賛同する若者たちが集まった。
ベ平連=1965年(昭和40)ベトナム戦争に反対する無党派の市民。
その組織された反戦運動団体=ベトナム平和連合
新宿駅西口平場は、毎週土曜日若... 新宿駅西口平場は、毎週土曜日若者たちで溢れた。
反戦ホークソングのリーダ歌手のもとで大合唱する若者たち。
そこで歌われた複数曲の中の一曲である。
私の一枚 昭和の話です。196... ベトナム戦争が激化する時期に、... ベトナム戦争が激化する時期に、新宿駅西口地下広場で行われた。
それが反戦ホークソング集会。タクシー乗り場まで群衆が埋まった。
この後群衆は警官に排除された。(1969年写真家の中谷吉隆さん撮影)
私の一枚 昭和の話です。196...
1965年(昭和40)まさにこの歌を新宿で歌った若者は20歳前後の若者である。
団塊の世代とは、日本において、第一次 ベビーブーム が起きた時期に生まれた世代。
焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代にである。
第二次世界大戦直後の1947年(昭和 22年)〜 1949年(昭和24年)に生まれて世代。
文化的な面や思想的な面で共通している戦後育ちの若者たちである。


1969年新宿西口広場反戦ホークソング集会


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ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2022-11-30 03:28

まさに昭和は遠くなりにけりの時代ですね。
男女雇用均等法もなく、お父さんが偉ぶれた時代、
JGBT問題も見えず、亭主関白が当たり前の時代、
安保問題で国を考えていた若者がいた時代、
貧しかったけれど、夫婦共働きでなくお母さんが家にいた時代、
ふと、そんなことを思いだされた写真でした。

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岩魚太郎
Commented by 岩魚太郎
Posted at 2022-11-30 13:24

お読みくださって有り難うございました。
過去を振り返っての現在との比較は、若者にとっては異論があると思いますが、過去があっての現在は事実です。
その事実は変えられません。
しかし・・・日本は平和ですねぇ~ ぬるま湯=幸せ とはいかないと思いますが?
ベ平連を支持するわけではありませんが、もっとこの現代に関心を持ってもらいたいと思います。
これも老人の繰り言ですが・・・

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