赤いフィルムで影の様子を確かめるテンちゃん、小さなバロンの踊り手でもある。上演中テンちゃんは、スクリーンの前後を行き来して、芝居を楽しんでいた。裏に来たときは、ちょうど私の前で見ており、男と女の話になると耳をふさぎ、床に顔を伏せるのである。そして、顔をあげると私と目が合い、にやりと笑う。これが、とても可愛く、可笑しかった。
そりゃ、恥ずかしいよね。
先日、渋谷の光塾でワヤン・トゥンジュク梅田一座のワヤン・クリッ「鬼女となった姫」を見た。今回の演目は、沖縄の組踊り「執心鐘入」に着想を得たJダランの創作マハーバーラタであった。感想は、素直に面白かった。やはり、過去は未来である!
創作劇なので、アドリブに対応して演奏するグンデル奏者の緊張感もよく伝わり、とても良かった。今年で7年目だそうである。長く続けてもらいたい。
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