ロイヤル・コペンハーゲンの窯変釉花瓶である。作家はアドルフ・クレメント。クレメントは、窯変釉(アートグレイズ)の作品を1888年頃から発表しているようなので、時代は1887年から1891年とした。実験的に作ったものなのか、不思議な釉薬である。
http://home.h00.itscom.net/shiokawa/rc_art_glaze.html
クレメントは1885年からアーノルド・クローを支えた化学者であり、技術者であり、そして、アーティストであった。コペンハーゲンの釉下彩の開発はもちろん、クリスタル・グレイズも開発した人でもある。あくまで化学者としてアーティストを支える裏方であったため、制作した作品にはサインがない。
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Posted at 2019-04-06 19:12
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Posted at 2019-04-07 08:43
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