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先日、汐留ミュージアムへ「ゴーギャンとポン=タヴァンの画家たち」展を見てきた。貧乏だったけど、ゴーギャンが創作に没頭した時代の作品が展示されている。なかなか良かった。デンマークのニイ・カールスベア・グリプトテク美術館からも出品されている。懐かしいな。1998年にデンマークへ行ったとき、最初に行った美術館である。実は、ゴーギャンはデンマーク人と結婚しており、息子のレネ・ゴーギャンはビング&グレンダール窯の作家として働いていたのである。いつか、なにかひとつ購入してみようかな。もちろん、息子の方を..
神揃場
実は、この七年祭り、大祭の初日に「禊式」があり、二日目に「安産御礼大祭」、そして、三日目の深夜1時頃から「磯出祭」がある。今回、うちの学生がフィールドワーク調査することになり、3つすべてをヴィデオにおさめた。上映会が楽しみである。
実は、私は1991年と1997年の大祭と磯出祭は見ている。1991年の方はHi8でヴィデオにおさめている。これは安産御礼と安産祈願のお祭りなので、1991年はちょうど、うちの長男が生まれるときだったのである。そのときは、ヴィデオを撮りながら、しっかりと榊を貰ってきた。そして、ほぼ2週間後にうちの長男が無事生まれたのである。若かったな..
神輿投げ
二宮神社の神輿
今月、11月1日に行われた船橋の7年祭りの大祭である。うちの大学の裏にある二宮神社を中心に行われ、船橋、千葉、習志野、八千代の各市の9神社の神輿が集まる。私はいけなかったが、同僚のM先生が写真を送ってくれた。ありがとうございます。
チラシ 表
チラシ 裏
来月12月19日(土)から行われる「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展のチラシが送くられてきました。写真をクリックすると大きくなります。時間を見てHPに貼り付けなければ..
渋谷区松濤美術館に「古代エジプト美術の世界 魔術と神秘」展を見てきた。スイス・ジュネーヴのガンドゥール美術財団の所蔵品で、すべて日本初公開だそうだ。松濤美術館は展示会場が地下1階と2階にあり、それほど広くないので1時間ほどで見終わると軽く考えていたが、ひとつひとつが小さく、たくさんあり、結局2時間近くじっくりと見てしまった。特に、アミュレットというお守りは小さいが、いろいろな材料で、細かく細工されており、見応えがある。いろいろな意味がある動物(猫、牛、蛇、鳥など)、あるいは、動物と人が合体した神様がいるので、造形的にも面白く、とても楽しめた。お勧めです!
12月19日から岐阜県現代陶磁美術館で始まる「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」展のポスターが送られてきた。昨日、図録の原稿もだいたい書き上げた。さて、そろそろ、動きはじめるかな..
チラシ表です。
チラシ裏です。
毎年、12月初めに渋谷の光塾で行われるワヤン・トゥンジュク梅田一座の公演案内です。本日、11月1日午前0時から申込受付開始です。ワヤンに興味があり、お時間のある方、是非お申込みください。日曜日はワークショップもあるみたいですよ。私も、今から申し込みます。http://wayangtunjuk.web.fc2.com/news.html
学生たちを連れて、岐阜県現代陶芸美術館へ行ってきました。岐阜県現代陶芸美術館は日本一の陶芸美術館であり、展示会場は制振構造になっています。建築家は磯崎新氏です。ということで、この「超絶技巧!明治工芸の粋」展を見ながら、学芸員の方に館内を案内してもらいました。地下の収蔵庫や搬入口まで連れっていってもらい、普段は見れない美術館の裏まで見学させてもらいました。ありがとうございました。
「超絶技巧!明治工芸の粋」展は、昨年の春、東京の三井記念美術館で開催され、いろいろなところで取り上げられ、かなりブームなりましたので、いまさらどうということではありませんが、まだ、見てない人は是非行きましょう。日本全国6館の美術館を巡回して岐阜が最後です。出展作品はみな、京都は清水三年坂美術館の村田コレクションです。すごいですね。もちろん、作品も..
まわりには、高いビルが建っている
日差しが強く、まぶしくかった..
昨日、日本大学教授であり、建築家でもあった同僚の埋葬式に参加するため、ニコライ堂へ行ってきた。ちょうど、福岡へ行った先週の金曜日の夕方亡くなった。67歳である。具合が悪そうだったので、少し覚悟はしていたが、急に来たので、やはり、かなりのショックである。ロシア正教会の信者だったらしく、徳島のハリストス正教会も設計している。
ロシア正教会の葬儀には初めて参加した。参列者みなローソクを持って、司祭の福音書の朗読・訓話を聞く。クーポラの中、聖歌が響き渡り、とても、雰囲気のある良い葬儀であった。出棺時、久しぶりに、ニコライ堂の鐘を聴いた。昔に比して、音が悪くなったような気がする。メンテナンスをした方が良いのではないか..
しかし、悲しく、そして、とても疲れた1日であった。
京都、細見美術館へ「琳派のやきもの 乾山」を見てきた。現在、京都は琳派400年記念祭で、あちらこちらでイベントが行われている。尾形乾山は、尾形光琳の弟である。ということで、現在、琳派展XVIIとして、「乾山焼」の展覧会が細見美術館で行われている。
実は、この尾形乾山、日本では初めて、釉下彩を使って陶器を装飾した人物である。言っておくが、磁器ではない。陶器にである。そこで、どんなものか、じっくり見ることが、福岡からの帰り、わざわざ京都に降りたのが最大の目的であった。
やはり、高下度焼成の場合は、釉下彩は青、黒、茶(錆)色だけで、赤、緑、黄色を使う場合は上絵であった。この場合の高下度焼成は、1200℃くらいなのかな。西洋では、たぶん、ストンウェアと呼ばれるものだろう。低下度焼成の場合は、赤や黄色も釉下彩は使われていたようである。まあ、17世紀から18世紀にかけて、陶器とはいえ、すでに、多色の釉下彩を使い、斬新なデザインを創作して、描いていた乾山は、やはり、すごいな!
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