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布によって濾されて、最後の灰が集められます。
集められた灰を前にお祈りをします。
火葬が終わり、水をかけられ、親族によって、灰が集められます。
左側が、タマンサりのグループ、右側がシンドゥのグループです。
演奏するときになると、数人集まって、このようにスタンバイします。
火葬の最中、演奏者は何をしていたかと申しますと、なんと賭け事をしていました。燃やす時(タマンサリ)と灰を集める時(シンドゥ)に演奏が行われます。
奥にお棺が見えます。ブレガンジュールの演奏が始まりました。
ちょっと、遅れていったので、ワヤンさんは行進が始まってから、クンダンを交代しました。一番左が、私のクンダンの師匠、ワヤンさんです。
今朝、ワヤンさんの家に挨拶に行ったら、これから、火葬の儀式に参加するので、着いてこいと言われ、行ってみたら、ビンタン・バンガローズの裏に住んでいた方が亡くなったようでした。昨晩、アンクルンの演奏が部屋からよく聴こえており、どこで練習しているのだろうと思っていましたが、練習ではなく、本番でした。
ということで、つい先ほど、ビンタン・バンガローズに戻ってきました。しっかりとワヤンさんのブレガンジュールのクンダン(太鼓)の演奏を録画しました。なお、録画していたので、演奏中の写真は撮っていません。
今回の演目は「スタソーマ物語 ~矢は蓮の花となる~」であった。人食い王プルサダが、仏の化身スタソーマ王に戦いを挑むが、放った矢はすべて蓮の花になる。スタソーマ王は、プルサダに不殺生を説き、プルサダはスタソーマ王に降伏し、弟子になるというお話である。戦の無意味さを説く、終戦記念日前日にふさわしい演目であった。子供たちも、ステージに上がって食い入るように見ていた。
ところで、やっと、月曜日までに提出しなければならない仕事が昨晩終わった。先週一週間は、お盆休みだというのに、ずっと部屋に籠り、書類とコンピュータに向かっていた。腰痛がひどくなり、とても辛い。バリ島でリハビリをしなければ。その前に、ずっと座っているので飛行機がつらいかも..
松濤美術館へ「スサノヲの到来 いのち、いかり、いのり」展を見てきた。今月のはじめ、阿佐ヶ谷バリ舞踊祭で、トゥランブーランのメンバーとして、「天の岩戸」のスンドラタリ(創作劇)を演奏してきたので、なんとなく、タイムリーと思いながら見ていた。
序章から7章、全8章に分かれて、さまざまなアプローチからスサノヲが展示されている。私は、序章の「日本神話と縄文の神々」が、よかったな。やはり、縄文土器はいいな。
図録もあるが、松濤美術館の学芸員が編集した小学学生向けのガイドブックが用意されており、これがなかなかよくまとまっている。どうやら、教育委員会から表彰されたようである。この展覧会、昨年の10月から美術館5館を巡回をしており、松濤美術館が最後のようである。神話に興味のある方には、お勧めである。
先日、三井記念美術館で行われている錦絵誕生250年「春信一番!写楽二番!」を見てきました。アメリカのフィラデルフィア美術館には、浮世絵が4000点以上所蔵されているそうです。で、そのうちの選りすぐり150点が、今回展示されているようです。
会場が狭くすべて展示できないのか、7月20日までとそれ以降の2回に分けて展示していました。もう少し、早くわかっていれば、2回見に行ったのですが、ちょっと残念でした。
鳥居清信などの「浮世絵版画の始まり」から、鈴木春信の「錦絵の誕生」、鳥居清長、歌麿、写楽の「錦絵の展開」、そして、北斎、広重の「錦絵の成熟」というように、浮世絵の変遷を見ることができます。個人的には、やはり、北斎、広重の景色物がいいな。
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