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四季織々〜景望綴

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心根〜こころね。

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心根〜こころね。
本日の美人の日本語は<心根>です。

心を土壌に見立てるのは、農耕民族の日本人らしい発想です。
心根は、本性や根性や気だてをさし、つまり心の深い部分を表しています。
根っこが大切・・・根っこさえ枯れなければ、いつしか芽を出し、花を咲かせたり、実を結んだりすることができるのです。
土壌の中にしっかりと根っこを張って、美しいこころの花を咲かせましょう♪

こころの深い部分・・・いく層もの襞で織りなされていることでしょう。
その襞の色も無限に近いくらいの色を持っているのでしょう。
そのときに顕れる襞の色がそのときのこころの色になるような気がします。


年末までオシロイバナが群生していた線路脇に水仙の白い花が咲き始めました。

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#自然

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冬の星座・オリオン伝説。

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冬の星座・オリオン伝説。
冬の夜空を見上げると、大好きな星座が目に入ります。
それが「オリオン座」です。
あまりに美しく輝いていたので、写真を撮りましたが、その美しさを撮り込むは、できませんでした。

オリオンとは、昔のギリシャの人で、力持ちの狩人でした。
棍棒と楯を持ち、三つの星が並んだ腰のベルトに剣を提げた戦士のような形をしています。
一等星のベテルギュースとリゲルが光り輝いています。

オリオンというのは、おおいぬとこいぬをお供に連れて、地上をのし歩いた狩りの名人でした。オリオンは、どんな獲物でも、自分の目に留まったが最後逃げられないといつも自慢していました。
これが女神ジュノーのご機嫌を損ねてしまいます。
ある日、オリオンが兎を追い掛けている時、ジュノーは、一匹の蠍を送り、オリオンは踵を刺されて死んでしまいます。
さて、ここにエスクラピウスという、大変な名医がいました。どうやらこの医者は、蛇から医術の秘法を学んでいたらしい。だからいつも彼は、蛇を持って歩いていました。
死んだオリオンの所に呼ばれたエスクラピウスは、オリオンを生き返らせました。
この知らせを聞いて、死の神プルートーは心配しました。もし医者が死人をみんな生き返らせてしまったら、死の国はいったいどうなるのでしょう。
そこでプルートーは、兄ジュピターの所へ行き、その心配を話しました。
ジュピターは、稲妻を投げて今度は永久にオリオンとそれにエスクラピウスも殺してしまっいました。
こののち、物語の登場人物は、空に上がって、星の間に置かれました。
オリオンと二匹の犬、エスクラピウスと蛇、蠍、それからオリオンが追いかけていた兎も。
蠍は暴れないように射が近くに置かれ、再びいざこざを起こさないように、オリオンと蠍は空で正反対の位置に置かれています。オリオンは、冬の空に輝き、蠍は、夏の空にあるもので、一方が昇れば、一方は沈むわけです。

天空の星々にも壮大な伝説が太古から現在でも繰り広げられているということですね。
#自然

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気になる彼女。

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気になる彼女。
以前からお向かいの庭で、風に揺れている赤い花があります。
踊りが得意で、なかなかじっとしてくれません。
「お名前は?」
と聞いても黙々と踊り続けています。

その後ろでは、ミモザの花が蕾をほんのり黄色に染めて、風のゆりかごで眠っています。
三月頃にお目覚めでしょう。

ようやく、ご近所の白梅がちらほら笑顔を振りまき始めています。

それにしても、相変わらずのどんよりお天気・・・まだまだ続きそうです。

気になる彼女の赤い舞姿は、冬のどんよりの中にあって、暖かな華やぎをもたらせてくれています。

<破顔う〜わらう>
破顔・・・顔をほころばせて笑う
嬌笑・・・なまめかしい笑い
嘲笑・・・あざ笑う
咲み・・・にっこりする
哄笑・・・大口をあけて笑う・大声で笑う
微笑・・・ほほえむ
#自然

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「私のことを思ってください」と云うビオラ嬢。

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「私のことを思ってください」と...
冷たい雨が降り出しました。
昨日の春の陽気があっという間に冬の威厳に包まれました。
気温は9℃を示していますが、とても寒く感じます。
おひさまが隠れているからでしょうか?

公園の花壇には、ビオラが雨粒を湛えていました。
「私のことを思ってください」と愛しいひと(春)を待ちわびて、大粒の涙を湛えているのでしょう。

西洋で、バラ「美」、ユリ「威厳」とともに聖母にささげられ、特別なイメージを持つのがスミレ「誠実」だといわれています。
この「美」「威厳」「誠実」という三つの性格を持ち合わせた女性が理想の女性でした。
女王さまのようですね。
その自生するスミレを改良したビオラの花言葉は「私のことを思ってください」
菫の「誠実」を少し積極的にした花言葉です。

改良されて、女性が強くなってきているということなのでしょうか?



<一本気>こころがまっすぐで、直向きに打ち込んでいく性格のこと。
 
#自然

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ちりめん細工・春の寿ぎ展。

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ちりめん細工・春の寿ぎ展。
江戸時代から平成時代までのちりめん細工展に行きました。

古裂の縮緬を見ていると静かな作り手の声が聞こえてきそうです。

長い時代を潜り抜けて、戦争や天災などにも力強く耐えて今に至るちりめん細工たち・・・。

毎日を楽しく過ごす糧として作り、大切に使われていた品々は、色あせてもなお人々のこころを捉えています。
平成の時代に復刻されたものもありますが、縮緬自体が違う裂になっています。

御針仕事は、苦手だけれど、一針一針が生きている証のような気がしました。


折角なので、縮緬の着物と縮緬の帯で、春を寿ぎました。

立茶席では、薄茶をいただきました。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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霜降りの朝。

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霜降りの朝。
今冬初めて、霜を見ました。

き〜んとした冷たい朝・・・缶・瓶・ペットボトルのゴミ出しに行くと、家の前の水溜りが凍っていました。
すでに通学した小学生に踏まれて、氷の残骸の様相でしたが・・・。

お隣の屋根には、白い霜がまだ残っています。
雪とは、また違う風情です。

霜降りの日は、快晴の青空を期待します。



<侘助>
#自然

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春の兆し。

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春の兆し。
雪雲が通り過ぎた空には・・・

おひさまが戻ってきました。

朝の陽射しは、少しお寝坊さんです。

昨夜まで降っていた氷雨の名残りを春告げの樹に湛えて、おひさまを迎えます。

葉の露に青空色を混ぜ込んだ春の兆しです。


スライドショーを閲覧するにはジャバスクリプトが必要です。


<縁起>仏教用語
すべての物事は、何ひとつそれ自体で成り立つものではなく、無数の関係(縁)によって生じていることを表す。
#自然

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霧のロンドン。

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霧のロンドン。
氷雨の降る寒い一日が始まりました。

このところ、毎夜霧のロンドンを彷徨っています。
時代は、一八八八年・・・。

文庫本なのに3cmの厚さてす。
随分以前から読んでいるのに、なかなか前に進みません。
これは、濃い霧の所為でしょうか?

291P/781P

『一八八八 切り裂きジャック』 服部まゆみ・著 角川文庫

一八八八年、大英帝国首都ロンドン。
「切り裂きジャック」による連続殺人事件に医学留学生柏木とロンドン警視庁所属の美青年鷹原は、深く関わりを持つことになる・・・。
二人の日本人青年の目を通じてヴィクトリア朝時代のロンドンを緻密に描き出し、絢爛豪華なミステリーが展開される。


彼女の作品は、幻想的で摩訶不思議な世界です。
はじめての出合いは横溝正史賞を受賞した『時のアラベスク』その後『罪深き緑の夏』『この光と闇』も読みました。

いつも最後には、想像を超えたクライマックスが待っています。
今回も楽しみです。


3年前には霧のロンドンを舞台にした『バーティミアス』三部作を読みました。
どの本も600ページ以上ある読み応えのある本でした。
読後、しばらくの間、バーティミアスショックから抜け出せませんでした。



<ご馳走=かけまわる>
かけまわって、世話をしたり、力をつくしたり、もてなしたりするときに使われていた。



◆2月7日・読後後記◆
ちびちびと読んで、読了までにかなりの時間がかかってしまいました。

霧のロンドンで起こる血塗られた事件。
犯人は・・・。

いつも彼女の作品には、どんでん返しがあるのだけれど、もちろん、今回もありました。
でも、期待したほどのものではありませんでした。

ジャックがメリック氏だったら、面白くかつ大どんでん返しだったのに・・・。

800ページ近い厚さ3?の分厚い作品に乾杯!!
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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東風〜飛梅伝説。

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東風〜飛梅伝説。
一昨日の逆巻く風が東風だったのでしょうか?
春を告げる風は、雪を呼びました。

旧暦の一月二十五日は、菅原道真公が大宰府に左遷された日です。
そろそろ、御神木の飛梅が開化する頃なのでしょうか?
#アート #伝統 #文化 #芸術

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ふるふると雪が舞う。

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ふるふると雪が舞う。
ふるふると・・・

雪が舞い始めました。

今夜にかけて、積もりそうな雪です。

白木蓮の蕾の上に雪が積もります。

雪持松の風情になってきました。

しずかに・・・

樹々が白い雪花を咲かせ始めました。
#自然

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