二月の誕生色は、蕗の薹の若芽のような色・黄緑色だそうです。
蕗の蕾は、恋する春をしずかに待っています。
着物や帯の文様にも使われています。
中庭では、チューリップの芽が春のめざめを待ち焦がれています。
今朝も晴れマークがついているのに・・・どんより曇天な朝です。
恋するおひさまを待ち望むわたしです。
わたしの中では「如月きもの」に位置づけられているようです。
昨年二月にも着付練習会で、これを着ました。
文様は、菊文なので、どちらかといえば、秋のイメージなのですが・・・
全体的なイメージが「如月きもの」なのです。
生地が少しウール交織で、温かみを含んでいるからでしょうか?
少し前に届いた昭和初期のあま茶色錦紗ちりめんの手作り帯締めと帯揚げを合わせて見ました。
本日は、まぁまぁな着付でした・・・難点はありますが。
春の陽気の予報が、小雨の降る曇天になり、相変わらずのどんより寒いお天気でした。
<天狼>
冬の空に燦然と輝く一番明るい星・シリウスのこと。
狼の語源は「大神」
冬の只中にあっても、眠っている樹木は、静かに春への準備を始めています。
立春の中庭では・・・
「春が始まりました」と告げるように
紅梅が一輪咲いていました。
まだ寒い日が続きますが、一日、一日・・・と
冬を押し遣って、春の温かみが沁みてくる季節になりそうです。
節分が過ぎたので、お雛さまを出しましょう。
昨日一日中降り続いた潤んだ空気に暖かめの朝の気温が合いまって、乳白色の霧に包まれた朝です。
小さな霧の粒子が空気中を浮遊していました。
霧で包まれた屋根の向こうの山は、全く見えません。
9時を回って、ようやくおひさまが顔を出しました。
おひさまの光が霧の粒を吸収して、透明な空気に変わってきています。
昨日、今日と私立高校の入学試験。
元気で、試験を受けられたことに感謝です。
成績も霧が晴れるように頑張ってほしいものです。
パン教室の先生をしている友人から、焼きたてのパンが届きました。
◇クリームパン
◆チョコチップメロンパン
◇ゴマのプチフランスパン
◆ラズベリーのミニ食パン
お好みは?
小麦粉とバターの値上げで、パン作りも大変そうです。
友人には、もうひとり、パン教室の先生がいます。読み聞かせの集まりには、パンを焼いて持ってきてくれます。
どちらの友人からも「パン教室に来ない?」とお誘いを受けますが、実は、習い事は苦手です。
「鬼」の語源は、「隠」
隠れていて見えないものを恐れて「鬼」という怪物をしたてたようです。
若くして逝った父は、必ず節分には、豆まきをしていました。
「鬼は外、福は内」
その声を思い出します。
そして、立春は父の誕生日でした。
節分で連想するのは・・・
『おにたのぼうし』
あまんきみこ:文 岩崎ちひろ:絵 ポプラ社
おにたは、こっそり住まわせてもらっている家のためにお手伝いをする「よい鬼」なのに、節分になると豆まきをする家には住めません。
節分の日に追い出されて・・・珍しく豆の匂いのしない家をみつけました。
病気の母を看病する少女の家でした。
おにたは、少女のために自身が黒豆になります。
「おにだって、いろいろあるのに。おにだって・・・・・・」と呟くおにたの言葉が忘れられません。
少女は、神さまの御加護と喜び感謝します。
「人間だって、いろいろあるのに・・・」ですね。
28日以来の青空です。
気温は、8℃で、上がりません。
それでも、お天気につられて、買い物に行くついでに白洲梅園まで足を伸ばしました。
梅園の入口の白梅が少し咲き始めていました。
まだまだ開花までには、時間がかかりそうです。
空には、白いクロワッサンが浮かんでいました。
とても遠い遠い空の上です。
おひさまの下は、仄かに暖かですが、気温が低く、凛とした寒さの中、園内を少し歩きました。
草原の上には、わたしの影法師・・・背の低いわたしが、午後の陽ざしのお陰で、スリムな長身さんに変身していました。
<忠実〜まめ>
「真実〜まみ」や「真目〜まめ」のことだといわれています。
「健康で働き者」「よく気が付いて、面倒臭がらずにてきぱきとこなす」意味合いへ・・・「豆」の文字にもかけます。
青空が出たり、雲に覆われたり、小雨が降ったり、また晴れたり・・・二月初めの日は、忙しい日和です。
如月〜きさらぎ・・・
・衣更着・・・寒さが厳しいので、衣を更に重ねて着る
・気再来・・・陽気が発達して来る
・木草張月・・・草木の芽が張り出す
どのイメージがありますか?
確かにまた寒い日がやってきますし・・・
暖かいおひさまが顔を出すこともありますし・・・
草木の芽は、着実に膨らんできています。
一年で一番短い月の二月に何をみつけましょうか?
余談ですが、友人の参加する人形劇の会の名前は「きさらぎ」二月に結成されたからだそうです。分かりやすい・・・。
池の中の生き物も静かに春を待っています。
行列ができるらしいクロワッサン専門店『三日月屋』天然酵母のクロワッサンをいただきました。
いただいたのは「プレーン」です。
バター風味たっぷりで、表面はかりっと中はもっちりの食感と謳われているとおりのお味です。
他には、あずき・きなこ・紅茶・シナモン・ごま・チーズ・チョコレート・メープルシロップ・よもぎあずきがあるようです。
クロワッサンの歴史を調べてみました。
17世紀末、オーストリアのウィーンに侵入したトルコ軍を撃退したとき、これに協力した製パン業者の功績を記念して、トルコの国章の三日月をかたどってつくられたのが始まりで、やがてウィーンから全ヨーロッパに広まっていった。
当初は普通のパン生地、またはバターロールの生地でつくられていたが、パリでは現在の折り畳み式の生地でつくるようになり、これがフランス人の好みにあって声価があがった。発酵と加熱したときのガスの生成、油脂の作用で、軽くふっくらとした独特の風味がある。
はじめて、クロワッサンを食べた時に、あまりのおいしさに感動したことを思い出しました。
パリのアールグレイティーと一緒にいただきました。
本日の美人の日本語は<心根>です。
心を土壌に見立てるのは、農耕民族の日本人らしい発想です。
心根は、本性や根性や気だてをさし、つまり心の深い部分を表しています。
根っこが大切・・・根っこさえ枯れなければ、いつしか芽を出し、花を咲かせたり、実を結んだりすることができるのです。
土壌の中にしっかりと根っこを張って、美しいこころの花を咲かせましょう♪
こころの深い部分・・・いく層もの襞で織りなされていることでしょう。
その襞の色も無限に近いくらいの色を持っているのでしょう。
そのときに顕れる襞の色がそのときのこころの色になるような気がします。
年末までオシロイバナが群生していた線路脇に水仙の白い花が咲き始めました。
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