駅構内には戦前から使用されている洗面所、手水鉢、上水道など様々な歴史的資産が存在する。 現在は別用途に使用されているが、「一・二等客待合室」 「チッキ(手荷物)取扱所」、 「貴賓室」 「関門連絡船通路跡」 等も残されている。 特に関門連絡船通路跡には旧日本軍の命令で設置された、渡航者用監視窓の跡も残っている。 これは当駅が外来航路の寄港地だったため、戦時下の不審者を発見する格好の場所だったとされるため。