延宝元年(1873年)和歌山市寄合町に創業、戦災以後(昭和27年から40年代半にかけて)、京都伏見に移転。 「玉乃光酒造」 京都市伏見区東堺町 玉乃光酒造は、1964年(昭和39年)、業界に先駆け純米酒を復興し発売し以後、そのほとんどが純米吟醸酒。 【酒は昔から純米酒でした】 室町時代(1440年代)、奈良菩提山正暦寺で現在の日本酒の製法の基礎が確立されたとされているが、 それに先立つ平安時代(10世紀前後)に同じく奈良(南都)の寺院で 「南都諸白」(なんともろはく)といわれる僧坊酒(寺院が造るお酒)が造られていた。 この僧坊酒は麹米・掛け米とも精白米が使われ、純米酒であったとされている。 以来、1,000年、日本酒は米だけを原料とする純米酒でしたが・・・ (続く) 【アルコール添加時代に】 しかし、1944年(昭和19年)、第2次世界大戦のさ中、食料難と戦地へ送る酒量を確保するため、 国家の統制により日本酒に醸造アルコールを添加しアル添酒とすることが義務付けられることになった。 さらに、1949年(昭和24年)、国家再建のため、財政措置として当時横行していた闇酒を排除し、 酒税を確保することが必要とされ、闇酒より安い日本酒を公定価格で販売するため三増酒が販売されることになった。 (元の日本酒の量の3倍になるまでアルコールを添加し、さらに飴・葡萄糖・グルタミン酸ソーダ等を添加した酒) ※醸造アルコールとは 醸造アルコールとは、主に廃糖蜜(さとうきびから砂糖を精製した後のかなりの残糖分を含むもの)を、 原料にアルコール発酵させた後、蒸留して純度を高めたもの。 ★この純米酒の問題は改めて後日(本ブログルにて)詳しくレポートいたします。
Posted at 2013-03-06 16:55
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Posted at 2013-03-07 06:17
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Posted at 2013-03-07 02:13
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Posted at 2013-03-07 06:36
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