実は伊勢市で長年仕事をしていた事があり、周辺は時間の許す限り周遊した。
スペイン村・戦国時代村の出来る以前からこの界隈を見てきたが、神宮(伊勢神宮)
の式年遷宮の盛り上がりは、周辺にも及んで結構な繁盛だった。
それが久々に訪れて愕然とした、鳥羽の牡蠣小屋はどうにか来客はあるものの、
日曜なのに人出がさっぱりなのだ。
これはもともと伊勢市の持つ特殊性がある、伊勢に長期間滞在すると、不思議な
「DNA」を感じる、それは集客営業には努力しない事である。
これは、「伊勢参り」に代表される「人は来る」を信じて疑わない思考である。
伊勢参りは巧みな伊勢講などの仕掛けで集客したのだが、これが長期間となったため
「伊勢には人が来る」が当たり前になっているのだと思う。
それが毀損したのは阪神大震災である、この直後からスペイン村を始め、周辺の観光
は凋落の一途、そこにこのコロナ禍である、まさにズタズタとなっている。
海外旅行が不透明な中、もっと周辺の国内観光に出かけるかと思えば、危険・危険と
の煽りなのか、恐ろしいほど閑散としている。
この先、どうなるのだろう・・・・・・
わかお かずまさ
VegaSystems
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