①NDIエンコーダ HDMIからIPに変換
②光メディアコンバータ メタルから光に変換
③光メディアコンバータ 光からメタルに変換
④NDIディコーダ IPからHDMIに変換
A:HDMIケーブル
B:メタルLANケーブル(同じPoEHUBに接続)
C:光ケーブル(MMF)
D:メタルLANケーブル
E:HDMIケーブル
F:USBケーブル(電源用)
<<NDIを使って、HDMIでの画像を長距離伝送する実験です>>
HDMIは長距離の伝送が出来ず、特殊なコンバータを使ってメタルや光に変換して
長距離伝送しますが、それらは必ず1:1となります、おまけに既存のLANは使えません。
この実験では、
カメラのHDMII出力を、NDIエンコーダ①に入れ、ここでIPデータに変換します、この
変換器はPoEで作動しており、LAN上にHDMIのデータはIP化され接続されます。
B(白)はLANケーブルで、PoE給電と社内ネットワークに接続されています。
同じネットワークから来た、B(青)をメディアコンバータ②に接続し、ここで
光ファイバーに変換します。
光はケーブルC (MMF)でメディアコンバータ③に接続されます、ここでメタルに
変換され、ケーブルDとなります。
ケーブルDは④に接続され、ここでIPからHDMI信号に変換されディスプレイで表示が
出来るようになります。
光のメディアコンバータ経由でも、IP化されたNDI信号は問題無く映像信号を伝送して
くれます。当然、この伝送経路には他の信号も同時に伝送が可能となります。
重要なポイント
①はPoEで電源供給を受け、さらにDHCPでIPも取得しています。
④はPoEが使えないので、USBケーブルFで電源供給を受けています、IPは、B-C-Dを経由
しDHCPで取得出来ています。
カメラのHDMIの映像信号は、①を経由し変換され、IP信号としてBで社内ネットワークに
接続されています。
この信号は、同じLAN上に接続された④は見ることが出来ます、④はこの信号をIPから
HDMIに変換してディスプレイに表示させます。
このようにNDIを使用することで、既存のネットワーク上に映像信号をIP化して伝送
出来ることです、これは学校や企業では画像伝送のために、新たな伝送回路が無くても
画像が送れる事を証明しています。
わかお かずまさ
VegaSystems
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