シアトルの冬は雨が多い。予定していたゴルフに行くかどうかは当日朝のニュースの天気予報とインターネットの気象情報に基づいて決定するが、当地の気象はわずか数キロ違うと一方では結構な降りなのに他方では止んでいたりで予測が難しい。シアトルからピュージェットサウンドを隔てた西側にはオリンピック半島があり、その中央にはかなり高い山脈があって太平洋からの雨雲はそこで乱され、そのおかげでわがレニアカントリークラブはシアトル周辺の他のゴルフ場に比較して雨が少ない。ティーボックスが南に面した2番ホールから見ると、雲が南西から東に向って流れていくのがよく見られるが、その雲の下ではきっと雨降りなのだろう。
小雨なら写真のようないでたちでゴルフをラウンドするのに支障はない。しかし前夜激しい雨が降った後ではフェアウェイもグリーンもたっぷり水分を吸収しているためキャリーのみでランはなく、飛距離は大幅に短縮する。またグリーンも遅くやや物足りないゴルフとなる。普通の雨でもゴルフにさほど障りはないが風が強いと状況は異なる。傘をさしていても手は濡れ、しょっちゅうタオルで拭わなければならない。クラブのグリップもよく拭わないと滑るので忙しい。
このような環境でラウンドするのに当地ではゴルフ用雨具が発達している。レインシューズは完璧な防水であり足が濡れることはない。レインジャケットも高性能で快適だ。しかしグラブだけは完璧には程遠く、くまごろうは雨のゴルフではグラブ無しでラウンドすることが多い。
Posted at 2024-01-27 15:41
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Posted at 2024-01-27 21:15
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