東山を訪れたのが約55年ぶりなら清水寺を訪ねるのも約半世紀ぶりとなる。でも清水寺はしょっちゅう写真やテレビで見ているので、久しぶりという気がしない。 週末のためすごい人出で、あの舞台が持つのだろうか?と少しばかり技術屋かたぎが頭をかすめる。 世界遺産である高野山でも少なくない数の外国人観光客を見かけたが、清水寺では外国人の数が桁違いだ。日本を訪れる外国人観光客の多分半数は京都を訪ねるだろうし、その半数は清水寺を訪ねる、とすれば解せる。 清水の舞台から京の町並みを眺めると、日本に帰ってきていることを実感する。やはり京都は日本人の心のふるさとなのだろう。