東京には36才まで住んでいたのに、久し振りの訪問となると浅草や銀座などおのぼりさんと同じところに行きたくなる。というよりは自分がおのぼりさん化していると言った方が正確かもしれない。
浅草では隅田川を日の出桟橋まで往復するクルージングの船に乗った。隅田川から見る東京は陸の上から見るのとは違った景色だ。両岸には遊歩道が続き、ジョギングには好適だろう。今度訪れる時は是非走ってみたい。
吾妻橋からスタートして駒形橋、厩橋、蔵前橋、両国橋となつかしい名前が続く。そういえば子供の頃、大相撲を見に親に連れられて蔵前の国技館に何度か来たことがある。これらの橋が江戸時代にはどのようなものだったか想像する。
両国橋を過ぎると首都高速道路があるが、これは橋とはいえない。単なるコンクリートの構造物だ。
新大橋、清洲橋、永代橋を過ぎると昔の東京湾になる。佃大橋の東側は昔は佃島という島だったが、今では月島の一部になっている。
勝鬨橋は私の子供の頃は船を通すために開閉し、それを見に何回も訪れたことがある。今では橋を開いたら大渋滞することだろう。
隅田川から見た築地の魚市場はまるで漁港だ。日曜日なので船は1隻しか泊まっておらず、閑散としている。
浜離宮に寄港の後、すぐに日の出桟橋に到着する。ここからはレインボウブリッジや特徴的な建物のフジテレビの建物が遠望出来る。
高度成長期には隅田川もかなり汚染したが、今では美しい川に蘇っている。遊歩道で釣りを楽しむ人も見受けられた。願わくば川沿いに江戸情緒を感じられるような建築が増えて欲しい。
写真は築地中央市場・浜離宮で遠くに東京タワーが見える。
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