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アメリカミズバショウ
ホームコースであるシアトルのRainier Golf & Country Clubの16番パー5はフェアウェイに沿って左側にウォーターハザードが走っており、グリーン手前では池になる。今日、一緒にラウンドしたパートナーのボールがグリーン手前約200ヤード付近で左側のウォーターハザードに入り、ボールを捜していたところ、たまたま黄色い葉を見つけ、もしやと思ってよく見るとアメリカミズバショウだった。メンバーになって17年になるが、こんな所にミズバショウが自生しているとは知らなかった。
ミズバショウは尾瀬のような高地に生息するものと思っていたし、以前兄夫婦がシアトルを訪問した際に近くのMount Rainier National Parkを案内した時に見かけ、標高がある程度高い所の花と思っていたので意外だ。これからはこのミズバショウを見守っていこう。
ワシントン州は3月23日から知事によるStay Home Order、外出禁止令が発令されて今後2週間は食料品の購入、通院など必要不可欠な外出以外は自宅に軟禁状態となった。但し散歩、ジョギング、バイクなどの屋外エクササイズはSocial Distance(6フィート)を取れば構わない。以前からレストラン、バー、映画館、スポーツジムなどは閉鎖されており、10人以上の集まりも禁止、60歳以上の高齢者は自宅に待機するよう言われていたので大きな変化はないが、プライベートのゴルフ場も閉鎖されたのはくまごろうにとって痛い。
暗い話が多い中でわがやのそめいよしのは春の訪れを告げてくれる。今年の開花は3月16日だったが、今日満開となった。去年は3月30日、一昨年はわれわれが日本を訪問していた3月の4週目の満開だったようなので、ほぼ同じだ。ちなみに2017年は3月15日、2009年は4月11日の満開だったので、ほぼ平年並みということか。暫くの間はさくらを眺めて心を休めることにしよう。
わがやのそめいよしのが5輪以上咲いたので今年の開花は3月16日。東京での開花は観測史上最も早い3月14日だったので、マーサーアイランドと東京の春は今年はほぼ同じタイミングということか。
2019年の開花は3月22日だったので今年は少しだけ早いが、2015年には3月15日、2016年には3月14日に満開となったこともあり、特に早いわけではない。
このところ気温が下がり、最低気温は氷点下、最高気温も7℃に達するかどうか、という日が続いている。柚子の木も寒そうに見え、今日すべての実を収穫した。10月末にはまだ緑色だった柚子も2週間ほど前から大分黄色くなってきた。
今年は全部で15個の実がなった。一番大きい実は直径が60ミリ程度で、日本で店頭に並ぶ柚子に較べれば随分小ぶりだが、香りは負けていない。シアトルのような土地ではこれ以上大きく育てるのは無理なのだろうか。
実を収穫した柚子の木は鉢植えだが、この鉢をより大きな鉢に入れ、そのまわりに断熱材をつめて根の寒さ対策を施した。これで越冬出来ることを期待する。
これから寒い時期、われわれはゆっくりと柚子の香りを楽しむことにしよう。
鉢植えの柚子の木
直径が約50ミリの柚子の実
2013年11月7日に柚子のことを書いてからほぼ2年が過ぎた。その年に13個の実をつけた鉢植えの柚子は屋外で越冬させたが、毎日日中は日なたに、夜は軒下に移してみたが、マーサーアイランドの冬の寒さには耐えかねたのか枯れてしまった。また露地植えしてあった柚子も枯れてしまった。
2014年春に新しい苗木を鉢に植えたが実はならなかった。冬の間は室内に移して大切に育てた結果、今年はゴルフボールより大きい直径約50ミリの実が15個なった。先週ひとつの実を採って洋子さんが柚子味噌を作り、ふろふき大根にかけて食したが、柚子の香りがとても良く美味であった。
もう少し大きくなって色付いたら友人などにも分けてあげるつもりだが、今年の冬は柚子を楽しめそうだ。次回はインターネットに出ていた大根と鶏肉の柚子味噌煮を作ってもらおう。
日本では梅雨時の花であるあじさいがわがやでは今月初め頃から見ごろを迎えている。
バックヤードが一面つたで覆われており、その緑は目に優しいもののやや退屈なので10年以上前から直径15センチほどの鉢に植えられたあじさいを買ってバックヤードに植えてきたが、毎年買い足していったら今年はこの写真のようになった。ほとんどのあじさいは手毬あじさいで、1株だけがくあじさいが植えてある。
くまごろうにとってあじさいの名所といえば鎌倉の明月院を思い出すが、ちかごろでは全国各地にあじさいを売りにする神社仏閣が増えているようで、それらはニュースなどにもよく登場する。あじさいはくまごろうでも簡単に植栽出来るので、それらの場所ではきっとお手軽な植木なのだろう。
写真のあじさいの上の方に見える赤紫の木は2009年に植えた日本のもみじ(Emperor Japanese Maple)だが、6年経ってもあまり大きくならない。とは言え幹は直径2センチほどだったものが今では5センチほどになっている。1990年に訪れた金閣寺の参道にはみごとなもみじがたくさんあったことを思い出すが、もみじをあのような巨木に育てるには長い年月と十分な手入が必要なのだろうと実感する。
シアトルでは先週より比較的暖かい日が続きここ数日は15℃以上だったので、わがやのさくらは1週間ほど前に開花したばかりなのに一気に開花が進み、本日で満開となった。昨年は3月23日、2013年は3月30日、2012年と2011年は4月8日、2010年は3月15日、2009年は4月11日の満開だったので、今年は2010年と同様早めの満開だ。来週にはお彼岸も来るので、これからはそれほど寒くなることはなさそうだ。
わがやのさくらはこの家に引越してきた翌年の春に日系の植木屋さんから買って来て植えた『そめいよしの』で、植樹してから25年目となる。植えた時の幹は直径3センチほどだったが今では30センチを超える大木に成長している。
九州以北の日本での今年のさくらの開花予想は最も早い高知で今月20日、名古屋23日、東京24日、仙台4月9日となっているが、今年のシアトルは高知よりも早い開花だ。今夜は花見酒と洒落込もう。
花里子似の植木
わがやの花里子
洋子さんの趣味は園芸である。フロントヤードやバックヤードに色々な草花を植え、くまごろうの目を楽しませてくれる。今はエゾギクが花盛りだ。
わがやのドライブウェイの入口近くに植えてから既に20年以上経つツゲの木があり、先日、洋子さんがわがやのおでぶのネコに似せてカットした。写真では背景の木々の緑にまぎれて少し見にくいが、一目ででぶっちょネコとわかる。
シアトルでは先週末より13℃から16℃と比較的暖かく、また週半ば過ぎは日差しもあったのでわがやのそめいよしのは一気に開花が進み、3月23日をもって満開となった。去年のこの桜の開花宣言は3月27日で満開は3月30日、今年は開花が3月16日で満開が3月23日、去年に較べると今年は満開が1週間ほど早い。
シアトルも雨の多い長かった冬からいよいよ春たけなわとなる。Daylight Saving Timeも既に始まっており、本格的なゴルフシーズンの到来だ。寒さや雨にめげず冬の間努力して練習してきた成果を現す時が来た。今年こそUSGAのハンディキャップが15となるよう頑張ろう、とさくらに誓う。
Rainier G & CC 9番ホールの桜
先週土曜日に定例ゴルフをラウンドしたが、ホームコースの9番ホールの桜が満開だった。この桜は早く咲き、開花期間が長く、花の色はやや濃い目で、雨に打たれてもめげない、ある意味で可愛げの乏しい桜で、地元の日系人はチャイニーズ・チェリーと称している。しかし普段は目立たないのに、コースのあちこちが桜色になっているのは目に優しい。桜に気を奪われたわけではないが、このホールでは珍しく2打目でOBを打ってしまい、がっかり。
ブログルにわがやのそめいよしのについて書いた2日後に5輪以上開花したので、今年の開花はシアトル時間では3月16日となる。日本では今年は3月18日の高知が最も早い開花宣言とのことだから、シアトルは南国土佐並みの暖かさと言うことか。因みに昨年のわがやの桜の開花宣言は3/27日だったから10日以上早い。
天気予報ではここ一両日は雨だか、金曜日からは晴れとのこと、今週末には満開となるだろう。
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