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こんにちは。紫のバラの人です。

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🌹こどもたちへ、若い人たちへ🌹「苦労はせんにこしたこたねー」

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「苦労は買ってでもしなさい」
 
よく聞きます。
 
高校入試、大学受験なんかで、先生が語ります。
会社に入ると、社長や教育担当の部長クラスの人、外部からきた古くさい経営コンサルタントが、「お前たちに教えてあげるけどな」なんて顔して、自慢げに語ります。
 
生きていくと、必ず何度も耳にする言葉です。
 
だけど、
 
そんなことをいう人は、ほんとうの苦労をしたことがない人です。
 
「受験、遅くまで勉強がんばった」
「部活で全国大会に行けるようきつい練習がんばった」
「会社でいい成績を上げるために一生懸命働いた」
「いやな先輩上司がいて、応対するためにいろいろ考えて工夫した」
「会社を作って、最初は厳しかったけど、この規模まで大きくした」
 
こういうのは苦労というか、努力です。
 
スポーツ選手やミュージシャンががんばってがんばって成功した、なんて話を聞いて、
苦労したね、とは思いませんよね。彼らは努力したんです。
 
成功のために努力したことを、苦労、と思っている人たちがたくさんいます。
 
努力は、目標や目的があって、自分から向かっていくためのもので、しっかりやればいいのです。たくさんたくさん、やればいいと思います。
 
もちろん、ただ努力をするのではなく、
「たえまなく走りまわって」、とか、
「足で稼ぐ」、とか、
そういう掛け算、っというか、「体で稼ぐ」的な姿勢で成果を上げるようなことはあまりうまいやり方ではありません。
 
「効率よくやる」、とか、
「無駄を省く」、とか、
「この方法の方がよさそうだ」、とか、
頭を使ってうまくやる、ということは考えないといけません。
 
苦労とは、
 
もっと、自分の力ではどうしようもない、頑張ったからといって、解決できない、というような、もっと厳しくてつらいものです。
 
苦労と不幸は一緒ではありませんが、苦労は、努力よりも不幸に近いかもしれません。
これは、そう簡単には解決できません。
 
もしかすると、一生解決できないことかもしれません。
 
だから、苦労が自分に近づかないような生き方をしなければなりません。
でもこれは、大変なことです。
 
できることはあるとすれば、「若いうちからどうすればいいかを考えて、苦労を近づけないぞ」、と考えておくことです。
 
自分の苦労は、ほかの人から見ると、全く関係のないことですし、小さいことかもしれません。でも、自分の世界では大きな大きな壁なのです。
 
これは自分にしかわかりません。同情してくれたり、手伝ってくれる人はいるけど、解決してはくれません。同情や手伝いでは解決できないのが、苦労なのです。
 
だけど、人にわかってもらう必要もありません。
 
自分が自分で考えて、「近づけないぞ」、「抜け出すぞ」、って思うことです。
 
いつか、「苦労は買ってでもしなさい」なんて、自慢げに話す人に出会ったら、
その自慢話につきあっているふりをして、聞いてあげるぐらいでいいです。
「苦労はせんにこしたこたねー」(苦労はしないに越したことはない)のです。
 
どうか、苦労することのない人生を送ってください。
 
--------
 
こどもたちへ、若いひとたちへ

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