先日読んだ『二十三時の夜食カフェ』がとても気に入ったので 続きを一気に読みました。 心が洗われる【いのちの洗濯】的な本です。 表紙の装丁からも美味しさが伝わってきます。 『女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび』 ◆一陽来復~陰極まりて陽に帰る 『きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび』 ◆「この世に本当に魔法があるとしたら、それはきっと自分自身にしか起こせないことよ」 ◆「自分の足でしっかりと立っていれば、それが自ずとあなたの居場所になるの。 要するに、あなたがどこに立ちたいかよ。 本当に大切なのは、自分がなにを一番守りたいかよ」 ◆「大事なのは、先のことをあれこれ気にかけるより、 今をできる限り上機嫌に過ごすことなんじゃないかしら」 「人間を素粒子レベルで考えると、 一年間で、人ってまったく新しい素粒子に入れ替わるんですって」 「それじゃあ、誕生日のたびに、生まれ変わるってことかしら」 「そういうことになるのよ。そう思うと、誕生日って、 いくつになってもすごいわよねぇ」 『さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい』 ◆「自分を憐れみたくなったら、誰かに八つ当たり、甘えたりしないで、 自分自身の機嫌を上手に取って元気になる。それこそが大人の嗜みというものよ」 ◆三つの感嘆 なにかを食べたら、「嗚呼!美味しかった」 朝起きたら、「嗚呼!よく寝た」 スポーツをしたり、風呂に入ったりしたときには「嗚呼!気持ちよかった」 そう声に出して呟くのだ。 【本】