雨が続いて、お月さまを望むことができなかったうちに
お月さまは、十三夜になりました。
満月は、28日の十六夜です。
『初ものがたり』宮部みゆき・著
新潮文庫(1999/09/01)
『本所深川ふしぎ草紙』宮部みゆき・著
新潮文庫(1995/8/30)
深川七不思議を題材に下町人情の世界を描く7編
片葉の芦、送り提灯、置いてけ堀、落ち葉なしの椎、
馬鹿囃子、足洗い屋敷、消えずの行灯
途中から登場する回向院の旦那が良い味を出しています
◇あらすじ◇
鰹、白魚、鮭、柿、桜……。
江戸の四季を彩る「初もの」がからんだ謎また謎。
本所深川一帯をあずかる「回向院の旦那」こと岡っ引きの茂七が、子分の糸吉や権三らと難事件の数々に挑む。
夜っぴて屋台を開いている正体不明の稲荷寿司屋の親父、
霊力をもつという「拝み屋」の少年など、
一癖二癖ある脇役たちも縦横無尽に神出鬼没。
人情と季節感にあふれた時代ミステリー。
一時期、柴田よしきさんばかり読んでいましたが、
最近は、宮部みゆきさんばかり読んでいます。
回向院(えこういん)の旦那と美味しそうな屋台の料理が味わい深い作品です。
この庭で
青紫蘇の花が咲き始めました。
蜂さんもやってきました。
ご近所では、夏の終わりから見かけていたのですが、
お花畑では、花虎の尾が満開の頃を迎えています。
春を思わせる花の色です。
『セラピスト』最相葉月・著
新潮社 (2014/1/31)
ちょっぴり知り合いの本好きの方のブログに書かれていた作品だったので、図書館で借りて読むことにしました。
◇内容(「BOOK」データベースより)◇
密室で行われ、守秘義務があるため、外からはうかがい知れない。呼称や資格が乱立し、値段はバラバラ。
「信頼できるセラピストに出会うまで5年かかる」とも言われる。
「心」をめぐる取材は、そんなカウンセリングへの不審と河合隼雄を特集した雑誌のある論文をきっかけに始まった。
うつ病患者100万人突破のいま、現代人必読のノンフィクション。
箱庭療法や風景構成法が使われなくなったのには、クライエントの増加と診療時間の短縮化にあると・・・なるほど。
セラピストやカウンセラーへの不信感は拭えない。
この夏、地獄を見た!!
それまでは、地獄のようなだったのが地獄へと変わった。
でも、地獄と思っていることは、未だ地獄のような状態なのかもしれないとも感じる。
この先、もっと凄まじい地獄が待っているのかもしれない。
それでも、生きていかなくては、命がある限り。
お花畑では、白式部の実が実っていました。
今年は、台風の影響なのか、実の数が少ないように感じました。
明るいうちから、青空に十日月が浮かんでいます。
スモックのかかった青空です。
明日は秋分の日。
お墓参りに行きました。
お盆と比べると、車は少ないものの
駐車場は、次から次へと車が往来しています。
シルバーウィークは、毎日晴天で、汗ばむ陽気です。
お花畑には、青空の下、向日葵が咲いていました。
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