大切な人と話す日☆.｡.
Mar
10
岩手県沿岸地域にある吉里吉里海岸からの眺め
お母ちゃんコンサル＆コーチの中村祐美子です。
3.11 東日本大震災から10年目の朝・・・。
今日は、朝起きてすぐ東の方角を向いて手を合わせました。
東日本大震災が発生したのは、私たち家族が日本（岩手）に帰国して1年目の春・・・。
その日、私は3番目の子供の出産直後で実家のある岡山の病院に入院しており、知人・友人から「ゆみ、東北が大変な事になってるよ。今すぐTVつけてみて」とメッセージをもらうまで地震の発生には全く気づきませんでした。
メールを見てすぐさまTVを付けました。その瞬間に目に飛び込んできたのは津波の映像。現実とは思えない、いや思いたくない映像でした。
里帰りに連れてきていた子供たち（2人）は、3番目の出産後にパパに連れられて岩手へ移動。3月11日は岩手におりました。しかし、震災後全く連絡が取れず、どこで何をしているのかわからないままただただ時間が流れ、無事の知らせが入ったのはその日の夜遅くでした。
ご存知のとおり、岩手県内陸部は大きな被害は免れたものの、沿岸部は壊滅的な被害を受けました。津波で多くの方々が命を落とされ、多くの方々の生活が一変しました。今日は多くの人が手を合わせてお祈りされていると思います。改めまして、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りします。
この時期になると毎年地元の新聞社から流れてくるメッセージがあります。
「あの日、すべての人が知ったように、明日が来るのは当たり前ではない。あの日起こった無数の後悔を二度と繰り返さないために・・・。3月11日を大切な人と話す日に。」
あれから10年、岩手で暮らしていて感じていること。
それは、お亡くなりになられた人の数は「生きたい」という思いの数であり、「あの時こうしていれば・・・」という後悔の数でもあるかもしれないということです。
岩手で暮らし始め11年。今生きているからこそ、今を全力で！
今日はそんな思いが一層強くなる一日でもあります。
各地の皆さんが今日をきっかけに、大切な人と語らえる時間を少しでも多く持てますように☆.｡.
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中村 祐美子（なかむら ゆみこ）
日本や海外でコンサルタントとコーチをしています。
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