強い光源を画面に入れるとレンズ間で起こる僅な反射でフレアを起こします。最近はレンズコーティングの技術が進んで余り発生はしなくなりましたが、オールドレンズでは強く出る場合が有ります。 作画に悪影響を及ぼす場合は「ハレーションを起こす」と言ってフードなどをレンズの前に付けたりして回避するのですが、レンズフレアと言う呼び名は積極的に作画に取り込む印象の言葉です。画像処理ソフトのプラグインとして「レンズフレア」と言うソフトもあるくらいです。 暗室に点光源を置いてオールドレンズであるCanon FD28-55mmズームレンズとLUMIX FZ1000で比べて見ました。 最新のFZ1000では光源を中心とした光芒が多数発生しますがレンズフレアはさほど強く無いです。一方オールドレンズは逆にレンズフレアが強く出て、光源周囲は大きくハレーションを起こしています。レンズフレア、ハレーションの出方を知っておくと作画に役立てる事が出来ますね。