香川県にも「忌部神社」があります。古代、讃岐忌部氏が香川県西部を開拓したいという記録が残っています。讃岐忌部氏は「竹」と「笠」を毎年王権に献上するのが役割だった様です。忌部神社の住所は豊中町笠田竹田と言う所です。まさに笠と竹が地名に付いていますね。忌部神社は道を挟んで南側に県立笠田高校が有ります。元参道に高校ができた為か 参道の灯籠は高校の敷地に入り込んで残っています。 国道32号線は琴平から南へ猪鼻峠を越えて徳島県三好市池田町へ 更に高知まで通じてます。琴平から猪鼻峠の道の両脇に竹林が多い理由が古代から竹を作っていたからなのですね。又三豊地域は秋祭りが盛んです。しかも「ちょうさ」と言われるみこしも大型で豪華です。この「ちょうさ」の語源が「長竿」ではないかという見方もインターネット上に有りました。太く真っ直ぐな長い竹竿が出来た事を豊作祭に取り込み、長竿の上にお宮を載せて練り歩いたのではないかと想像します。「ちょーさじゃ!」の掛け声で「ちょうさ」を担ぎ上げて練り歩く姿は古代忌部氏の豊作の喜びを今に残しているのでは無いでしょうか。 ちょうさ祭り : http://www.chohsa.jp/yurai.htm 徳島県阿波忌部ちょうさ : http://project4951.com/news/archives/category/chosa