徳島県美馬市には寺町という地名があります。
その名の通り、町の一角に、いくつものお寺が建ち並ぶ、 まさにミニ古都のおもかげです。こんなところに!という感じです。この寺の1つ安楽寺を訪ねました。3月に山門を修復したばかりで、朱塗りの色彩が目にも鮮やかでした。思わぬ事に副住職に本堂や客殿の能舞台を案内していただき大変勉強になりました。サツキ咲く時期に再度訪問したいと思います。
<以下、美馬市観光案内から引用しました。>
千葉山・妙音院「安楽寺」<浄土真宗・本願寺派>
もとは真如寺(しんにょじ)と称した天台宗の四国総録〈統轄〉でした。鎌倉中期の1259(正元元)年、関東から関東の豪族であった千葉彦太郎常重が入寺し、浄土真宗 安楽寺と改め現在に至っています。
阿波の守護職 小笠原・細川・三好の各国主と姻戚関係を結び、庇護をうけて寺勢を拡張し、阿波・讃岐・淡路の各地に寺院を創立し、四国における最古、最有力の真宗寺院として栄えました。
藩政時代にも、藩主の優遇のもとに繁栄を続け、江戸時代の末寺帳によれば、その中期には、阿波に21、讃岐に50、伊予に5、土佐に8、計84か寺の末寺があったということです。
安楽寺を一般に「アカモン寺」と呼ぶほど、この山門は近郷近在の人々に親しまれ、寺のシンボルとなっています。朱塗りの重層門で、県下五大門の一つに数えられています。 重層門とは、二層・三層・・・の重層構造の門
寺院は仏の教えを伝える以外に伝統継承も大切な役割と考え、1996(平成8)年4月 に誕生しました。能舞台は一般開放しているため、能狂言の上演以外にも伝統芸能や講習会など、また結婚式の前写しにも使われています。
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Posted at 2010-04-10 23:52
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Posted at 2010-04-11 13:19
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Posted at 2010-04-11 04:18
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Posted at 2010-04-11 04:22
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