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- おたすけおじさんのお腹から息を出す方法(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏の話
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◆チャーリーパーカー
チャレンジングクラブ◆
◆ Charlie Parker Challenging Club ◆
(通称”CPCC”) は、チャーリーパーカーの演奏を学び、自己の音楽表現を向上させようというサックスプレーヤーの集まりです。
2005年3月12日に石森管楽器地下ホールで発足会を行ない産声を上げました。
参加はサックスをこよなく愛し、チャーリーパーカーを学びたい方ならどなたでも大歓迎です。
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今日は、基本的なお話に戻りますね。
おたすけおじさんの お腹から息を出す方法(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏についての考え方 の話 です。
こんにちは サックス奏者の皆様
始めにお知らせです。
ブログにURL設定ができるようになりました。
otasukeojisanでは長いでので ”sax” というURLをもらいました。 1文字間違えると危ないのですが、分かりやすい方がよいですよね
いつも読んで頂ける方も、時々見て頂いている方も、ブックマークに登録頂ければ嬉しいです。
さて、昨日は、 ハイバッフルマウスピースで中域の音が割れるというか微妙に濁っちゃうんですが? と ルー・タバキンさんのクリニック今日は練習方法 という内容でしたね。
Q&Aコーナーも6日間続きましたので、9月9日の続きをお話ししたいと思います。
ロングトーンとアンブシュアのお話までしましたので、今日は、お腹から息を出す方法についてのお話です。
● お腹から息を出す方法 (呼吸)
息を出すには、息を吸わないといけないです。
まず、楽器を吹くために息を吸うのは、普通に意識しないで吸っているのとは違ってきます。
息を吸うためには、
1.リラックスして、たくさんの息を吸いましょう
息を吐くときも、お腹が膨らんだ状態を保ちます。 (普通に呼吸している状態では、息を出す圧力が不足してサックスが鳴ってくれません。 お腹が膨らんだ状態というのは、お腹の力や背筋で、吐き出す息に勢いをつけてあげるためです。 これを、圧力をかけると言います。)
お腹が膨らんだ状態が分かりやすいのは、仰向けに横になって呼吸をするとお腹が膨らむでしょ この状態です。 重い本やサックスケースなどを乗せてやるとよく分かります。
2.息を吸うというのは
・ 鼻から息を吸います。 (たくさん吸うときは、口からも吸います)
・ 肋骨が広がり、横隔膜が下がります。
・ 肺に空気が入ってきます。
・ お腹が膨らんできます。 (下腹部あたりでしょうか)
・ 鎖骨が少し上に上がって、肺にたくさんの息が入ります。
このような感じでしょうか・・・
3.息を吐くというのは
・ 膨らんだお腹の力を使って、圧力をなくさないように息を吐きます。
・ 息を吐くときは、お腹の力が必要ですが、背筋でも息を支えます。
・ できるだけ風船を膨らませたような状態で支えましょう。 (風船が大きいときは、出てくる空気も勢いがあるでしょ この風船の大きい状態を、腹筋や背筋で作ってあげるんですね)
・ ルー・タバキンさんも話していた、暖かい息・ウォームエアーを出しましょう。 (吸った息を肺からすぐに出すのではなく、お腹から出すようにするんです。 息は肺から出ていますが、腹筋や背筋を使って、ホー っていう感じで出すことです。)
・ 息は吐ききらずに、いつも残っているようにしましょう。 (息を出し切ると、次に息を吸うのが早くできないことと、体を悪くするからです。)
● ルー・タバキンさんのクリニック 今日は、演奏についての考えかたです。
ルー・タバキンさん、って誰? っていう方は、9月11日のブログに書いてありますので、見てくださいね。
いつも気分がよいわけではない。 気分はよいときも悪いときも人間ですからあります。 ステージに立ったら、観客を見渡します。 眠そうにしている人や、このプレーヤー誰だろうというような人もいます。 それとは違って、とても良いエネルギーを与えてくれる観客もいます。
演奏というのは、双方向のコミュニケーションなのです。
その良いバイブレーション(波動)とエネルギーを交換すると、演奏は更に良いものになります。
言ってみれば、観客は30%くらい影響しています。
ジャズは、エンターテイメントとは言えないかもしれない。 ジャズマンの仕事は、バイブレーションの交換を通じて、その空間が少しだけ特別なものになると言うことだと思います。 日本に来るビザには、エンターテイナーと書いてありますが・・・
ミュージシャンが高いところから見下ろすのではなく、観客と同じ高さ・目線でバイブレーションを交換するのがジャズだと思います。
そのために必要なのは、自分自身が演奏したことを自分自身が聞くことが必要です。 これはコールマンホーキンスも言っていたことです。
これが、タバキンさんの演奏についての考え方です。
ルー・タバキンさんのクリニックの話は、これで終わりです。
私にとっては、とても得るものが多いクリニックでした。 皆さんはいかがだったでしょうか?
20数年前に教わったオーバートーンが、音色を良くするきっかけになったので、ルー・タバキンさんにはとても感謝しています。 その成果を本人に聞いてもらい、良い音だと褒められ感激でした。 サックスを長くやっていて良かったとあらためて思います。
亀のスピードでもよいから、長くやっていると、少しずつ前進します。 皆さん一緒にサックスを楽しみましょう!
おたすけおじさんの 息の出し方(呼吸)とルー・タバキンさんの演奏についての考え方 のお話でした。
明日は、息の出し方(確認方法) のお話です。
ご注意 : ここでお話しすることは、私のジャズサックス人生での経験上のことですので、全てが正しいとは限りません。
いろいろなやり方・奏法・考え方がありますので、参考程度に読んでください。
とは言っても、経験上で間違ったことを書くつもりはありませんのでご安心を
皆様からのご意見も取り入れて、私も勉強していきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。
* サックスを習っている方は、講師・先生の教えを優先してくださいね。
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