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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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母が描く仏像

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母が描く仏像
母は仏像ばかり描いている。
#雑記

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詩生活

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インターネットの掲示板等に詩を投稿するようになり、私の詩環境がすこぶる変わった。これは自身を活発すりるカンフル剤となり、なおも詩を書くことが有意義な時間となるわけである。ひとりでない。詩の世界がひとりではなくなったというのは、刺激があり、やり甲斐となり、喜びであったりする。

さてさて、飛び出した世界ならもっともっと高く飛びたくなるのは、自由をもっと味わいたいからなのだろう。それなら詩には似合わないかもしれないが、目標なんてものを掲げても良いのではないか。変化のない詩生活なんて、成長を止める日々のようなもの。

とはいうもの、何をすればよいだろうか。うーん、数字的でなく肩書き的なことではなく、閉鎖的なことではなく……。なら、外に出よう。デジタル的な活動ではなく、足を使い何か出来ないだろうか。芭蕉や山頭火のように放浪しながら歌うというのも、素晴らしいなあ。しかし、まだまだ仕事をしなければ家族も養えないし生活がある。近場にて、お得意の公園や図書館に行き、目に入るものに刺激を受けながら詩を書く。うーん、あまり普段と変わらないかなあ。なら…。「あなたなら、どうする ♫」なんて、歌っていても仕方ない。何か何か、変化はないんか〜い!

山手線のすべての駅に足を運び、そこに纏わる詩を書く鉄ちゃん詩人。この目標なら達成できるかも。県庁所在地をまわり、そこで感じた風を詩にするとか。これは、つまらない。日本地図を広げ、ダーツを放ち当たったところへとダーツの詩旅とか。いや、時間とよさんが……。発想を変えて、同じ場所に出向きそこで同じ景色を見て詩を書き、微妙な詩の変化を楽しみ、百作品を書く。これはきつい目標だ。

やはり、ひとと関わりあっての詩創作がよいのだろう。とりあえず、来週に詩人会の集まりがあるので、そこで刺激されてこよう、そんなところに落ち着き全然、目標は立てれない日曜日である。
#雑記

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カノン

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君がゆく
僕は追いかける

君は軽やかに飛び跳ね
うさぎのように森をゆく
後ろ姿は揺れて
微笑みながら振りむく

僕は嬉しくて
いつまでも
つかまえることが
出来ない振りを
続けているんだ

美しき君に
真昼の星が散りばめられ

君がゆく
僕は追いかける

精霊たちが道を開け

君がゆく
僕は追いかける

#詩

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右曲がり僕

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別れ際

右にずっと曲がってね
私はずっと左に曲がるから

そう君に言われた
たぶん
僕と距離を置きたいんだ

それから僕は言われた通り
右に曲がる人生を送り
君はきっと左に曲がる人生を
送っているのだろう

ふたりは
違う景色を見て歩いた

君のいない人生は
寂しくて
味気なくて
辛くて
苦しくて

でも
そんな日々が教えてくれた

僕は自分の満足のために
君を好きになって
どうしようもない男だったんだ
やっと気づいた

君の幸せを思えることが
好きだということなんだ

よし
きっと君を幸せにしよう
君の笑顔のために生きて行こう

そうだ
世界は広いけど
ずっと僕が右に曲がっていれば
元の場所にもどり
ずっと君が左に曲がっていれば
元の場所にもどるだろう
そして
ふたりは再会するに違いない

僕はそれまで
君を幸せにするため
たくさんの勉強をしながら
こころを豊かにしようと
ずっと右に曲がりながら
人生を送った


……そして五年が経ったある日


いつものように右を曲がっていた
角を通りすぎるところで
柔らかい誰かとぶつかった

大丈夫ですか
お怪我はないでしょうか

僕は慌てて言った

すると

大人になったみたいね

君が微笑んで
目の前にいるのだから
びっくりしてしまった
そして僕は

ずっと君を幸せにするよ

そう伝えたんだ
すると君はこう言ったんだ

一緒に幸せになりましょうね



#詩

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竹中 郁の詩

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失はれたもの


もはや私の書くものには真実はない。
私から時間が離れていつた。
私から女のひとが去つていつた。
一枚の着物も引き剥がされていつた。
つひに私の絶望さへ。

私に信じられるものは、
最後に裸の私自身のみだ。
裸の私が歩いてゆく。
私の背ろを見せて歩いてゆく。
しかし、それさへやがて強烈な太陽のもとに
ㅤ見えなくなってしまつた。
吸取紙の中へ消えてゆく文字のやうに。




(竹中 郁〈たけなかいく〉。1904〜1982)
#詩

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田山花袋の詩

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手をとる君はあらずとも
さみしきこともなかりけり
月にうつせるわがかげを
君と思ひて行くときは






ゆめ


あなくやしくも物の音は
おのがゆめをばさましけり
うれしき君のそのゆめを

物の音なくばこれなくば
うれしき夢をとこしへに
見つゝも我はあるべきを





田山花袋(1871〜1930)
#詩

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雑記。図書館より。。。

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なんだか最近は週末に同じことを繰り返してしまう。図書館に来ては、本を開かずに詩ばかりを書いてしまう。先週末は三十作ほど書いていて、小説も書かなくてはいけないのに何をしているんだ。詩(死神)に呪われているのか、ただ単に詩を書くのが好きなだけか、タバコのように咥えていたいのか。いやいや、やり過ぎの気もしている。病気? まあ、世間は広い、私と同じような境遇の方はいて、これは正常なのだと落ち着かせている。

今、目の前には「現代詩集」と「明治詩人集」といった本がある。ちらりと開いてはみた。意外、明治の詩人とネット上で書かれている詩の雰囲気が類似しているのことに気づく。
サラリ系? っていうのだろうか、空間を静かめで自然一体というような感じだろうか。あまりガツガツしていない。なんて、詩集もさほど読まぬ私のいうことは全く説得力はないが。

ひとつ面白い話しを思い出した。二十年前ぐらいだろうか。どこかの文学雑誌が「本について」の小説作品を募っていた。私もそのテーマに沿って小説を書き、応募したことを思い出す。主催側としては、本の素晴らしさを表現している作品に期待していたと思う。そして、私もそれに沿って書いたのだが……。
私は図書館に来るとまず本を取り開き、匂いを嗅ぐ。そこには紙の自然的な匂いや時代、インクの匂いがする。良い匂いのする本があったりする。その本の匂いを力説した小説を書いて送ったのだが、もちろん落選。後から天然の私は気が付いた。出版社の趣旨と違っていたことに……。

いや〜、また図書館で脱線している。でも私の隣に座るご婦人(七十歳過ぎかな)は、すでに外を眺めるだけで二時間半。こりゃ、私の上手をいっている。
そして、私も外を眺める。

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想起されない詩

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毎日のように詩を書いているが
自分の詩を暗記しているのだろうか
思い浮かべてもひとつの作品すら
完全に暗唱できないことに気づく

これで作品と言えるのだろうか
自由過ぎるのではないか
そんな呑気さでよいのか

詩をインターネットという世界で
発信し始めて数年
自分の詩がたぶん読まれいるだろうに
書くだけが楽しみのようで
良いのだろうか



図書館で本を一冊手にする
日本で一番に売れている詩人の
対話集を読み出した
その詩人の作品は読んだことはないが
名前は知っている
そして売れているひとだから
安易な私には説得力がついてくる

あれれっ
私と同じことを言っている

頂点と底面のある三角錐は
倒れて高さが関係なくなっている

自分の書いた作品には
興味のない共通がそこにはある

では何に興味があるのだろう

……吐き出した作品は枯れて
吐き出そう作品は青々と輝かせたい
そのような心情を得ることのように思えてきた

これは失礼な話だろうか

#詩

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白の世界

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猫さえ白い息を出して
穏やかな街をなお白くしている
白夜のように明るい夜
踏まれて沈む雪は
か弱い少女のように笑う

世界を変える白
心に降り積もる感覚
柔らかいモノがそっと沁みてきて
何処までも歩きたい気持ちは
足を止めたりはしない

綺麗に飢えていたのだろうか
日常の黒に煤けてしまい
重たい責務の山に
押し潰されぬよう疲れ果て

冷やし癒される頭
何もかも輝きに染めながら
街灯からのびる光が我に刺されば
心の中まで白く静かにお淑やかに
踊り出すのだから
この白の世界を歩かずにはいられない

#詩

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CーFーC

thread
とても冷めました
それはいいことだと思います
詩を書く上で余計なモノ
見えてしまったのだから
感謝すべき日々だったのでしょう

なんだかどこからか
ピアノのCコードが聴こえてきます
それは煩わしさの終わりの和音に聴こえて

僕は君のことはわかってしまうんだよ
どんな言葉を連ねても
詩を四十年書いて自分という
人間を見つめていると
君の心が見えてしまうんだよ

これは詩を書くひとの運命で
良いことではない気がします
受け入れたくないことまで
飲み込まなくてはいけない強さを
要求されるのですから

Fコードに変わりましたね
次に向けての和音になりました
また自分の詩に戻るのです

君は僕でないさよなら
当たり前のCコードに戻り
力強く弾ける気がしてきました

#詩

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