Apr
26,
2022
雑談の勧め(Day3)「コトでは無く『ヒト』に目線を向ける」
「雑談の勧め」というタイトルでシリーズで綴っています。
私の体験をエピソード化してお伝えしております。今日は前回からの続き、
【3.女性部下の仲間になるためには】
です。
私のコーチとの関係や会話を思い出しながら、私はふと気が付いた。
「なぜ私はコーチに、あれほどまでに自分の色々な話が出来たのか?」
私はそれまでは自分の悩みや愚痴を他人に話すことは嫌いだった。それは一種の「敗北」だと感じていた。
弱みを見せることは自分の無能さや至らなさをさらけ出すことで、職場でのリーダーとして、家庭の大黒柱として、そして立派な大人として、自分にとってはあり得ない選択だと強く思っていたのだ。
そんな自分が「赤の他人」であるコーチに、後悔や残念な気持ちをあれほどまでに吐露できたのは何故なのか?
それは
コーチが「私と言う人間」に興味を持ってくれたから。
一方、今の私はどうか?
職場で忙しそうに立ち働く部下たちに、入社早々、
「この経理処理は、どのような根拠でしているのか?」
と、ぶっきらぼうに問うた新参の経理課長。彼女たちにはどう映ったのか?
もちろんこれは仕事だ。職場における上位からの指示で動いている業務だ。そんなことは彼女たちは重々承知のはず。
しかし、そういう時限とは異なる話。
「そうだ、まずは部下たちの話を聞こう!彼女一人一人を知ろう!」
そこから私の仕事が始まった。職務記述書には全く書かれていない「新たな業務」が。
次回、【4.雑談という名の強力なアプローチ】に続きます!
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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