4つの「承認」

4つの「承認」
4つの「承認」
こんにちは!「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお、です。

先日参加した「コミュニケーション」がテーマであるオンラインセミナーで、

「承認」

ということが話題になりました。講演者はビジネスパーソン出身で、現在プロコーチをされている女性。その方から

承認には「4種類」ある、といつお話があったのです。

今日はそれらを簡単にご紹介します。

1.存在承認
2.行為承認
3.結果承認
4.可能性承認

このように4つの「承認」を書き出すと、その字ずらからある程度の内容は想像できます。

改めてそれぞれの解説は不要だと思いますが、少し解説を私なりに敢えて加えさせて頂くとこんな感じでしょうか?

【1.存在承認】

これは、相手がそこに居ること自体、「存在」すること自体を認めること。

当たり前ではあるが、当たり前だけについ忘れがち。この存在承認が承認・認めるの第一歩だと思います。

具体的には相手の目を見て話すとか、意見を求めるなど、の行為で体現される。

また、それ以前に相手の方と一緒に過ごしていることの意味や、出会うことになった経緯や偶然性に、感謝する気持ちからもこの存在承認という考え方が導かれるように感じます。

【2.行為承認】

相手が取ってくれた「行為」自体を認めること。

とにかくアクションをしたことを承認することなので、結果がどうだったのか問わないし、実はまだ行為の結果が判明していないこともあるかも知れません。

「あー、そういう対応をしてくれたんだ!」

【3.結果承認】

文字通り「結果」に対する承認。ここで気を付けたいのは、良い結果や好ましい結果だけに対して示す承認では無い、ということ。

「頑張って挑戦したことで、その成果が得られたんですね!」

「やってみたけど、上手くいかなかったと感じたんだ!」


【4.可能性承認】

これは過去や現在というより、目線はこれから起こることや将来について向けているもの。

相手に期待される事柄や可能性を認めること。可能性があると信じる気持ち、と言っても良いかも知れない。

かの有名な

「ピグマリオン効果」

を思い出しますね!

私はこの現象は、本当に起きることだと心から信じています。従って、先ずは騙されたと思って相手を信じる、ことにしています。(騙されることも少ない無いけれど笑)


4つの承認、いかがでしたでしょうか?

一方、私が日頃感じているのは、これらの承認を適切に体現・伝達するためには、相手をきちんと「観察」することが、先ずもって大切だと改めて気が付きました。

ではまた次回!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお

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