2022/08/09 今朝の「随想」
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昭和大橋、5時41分。外気温度は27℃。やすらぎ堤左岸で八千代橋、5時51分。帰宅は6時13分でした。 ダンベル体操と前後屈運動を済ませ、水シャワーで身体を冷やし朝食を。
地名越後の「沼垂」と言う変わった名前。「垂」の漢字も正確に書けない人もいるでしょう。
そもそもこの地名は「渟足の柵(ぬたりのき)」から来ていると伝わっています。大和朝廷が「蝦夷」の最前線に築いた防衛と侵略拠点でした。
果たしてこの「渟」が(ぬ)と読むでしょうか?「渟」は(テイ)と読みます。
もともと、シナ中国から伝わった「漢字」に古来からの「倭(ヤマト)言葉」を当てはめたので、無理は万葉集などで散見されます。
古文書などで「ヌタ」は大きな波を表したものが見受けられます。沖積層の日本海は冬場の大波を表現した地名と推測されます。
日本書紀・古事記・風土記以前(慶雲四年[707])に亡くなった『従五位威奈大村卿』はこの地で客死。その遺骨を納めた骨銅器が大和の穴虫で発見され、現在「国宝」となっています。
地名は歴史を読み取る大切な言葉です。
朝から歴史談義を。明るく楽しく元気にスタートしましょう。