嬉しいこと Vol.022
Nov
29
先日、危険物取扱者試験の合格発表が行われました。
ジャジャーン。
私が補習を担当した、乙種1類、2類の生徒の中で、
補習に参加した生徒全員合格しました。ヤッター!
今までの資格試験を担当して、全員合格はありません。
とても嬉しいです。
しかし、同じクラスで乙種1類と2類を両方受験した生徒が
1名残念な結果でした。
全員合格と言いながら、1名不合格。話が合わない?
実は、全員に補習を行う予定でした。
ただ、今までは全員強制的に補習を行っていました。
今回は、無理矢理ではなく、補習をやるので受ける人は来なさいと伝えました。
初回、来たのは二人だけ。準備をしたのに・・・。とても寂しかったです。
いつもなら、来なかった人に対して、「なんで来なかったのか」怒りながら指導していたと思います。
しかし、生徒が自ら希望して受ける資格試験、強制的にやっても意味がない。
強制的にやって、嫌々資格試験を勉強しても良くないと思い、
自主的に勉強すれば良いのだと自分に言い聞かせました。
生徒には、補習をやっていることを伝え、補習を受ける気持ちがあるのか聞いただけでした。
その中で、1名だけが補習を受けないと答えたので、自分でしっかり勉強するように伝えました。
補習を続けているうちに、1名、また1名と増えていきました。
参加する生徒は、短時間ではありますが、自主的に一生懸命取り組みました。
そのお陰で、試験の結果は良い結果となりました。
もう一人の乙種6類を担当の先生は、私がこのようなスタイルでやることを伝えたせいか、
生徒たちが補習にちゃんと来ない生徒がおり、
「失敗した。いつも通り初めから厳しくやっていれば良かった。」とおっしゃっておられました。
資格を取得させるためには、補習に来るように厳しく指導し、
強制的に勉強させることも意味のあることかもしれません。
しかし、生徒たちが自ら補習に参加するか考え、合格するためにどうするかを自ら決めることが大切なのではないでしょうか。
新学習指導要領では「対話的で、主体的で深い学びを」と言われています。
次回2月に受験希望者がいた場合は、
こちらから、補習をしますと言うのではなく、
生徒たちと補習どうする?と聞いて、補習を実施して欲しいと頼まれたら実施することにするつもりです。
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吉田 正人
GCS認定コーチ
2級キャリアコンサルティング技能士
国家資格キャリアコンサルタント
JCDA認定CDA
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