「顎無し」アギナシ

「顎無し」アギナシ
野の花・・とりわけ花の名前を見分ける・・・覚えるのは大変だ。

同属の植物でもまったく乖離する花の名前。然るに面白いこともある。
先日散歩に連れ出してくれた御仁は、この季節だからと少し高所につれていってくださった。
そこで見つけたのが題名の“「顎無し」アギナシ”日本列島と朝鮮半島に分布する多年草、湿地に生えると資料にあります。オモダカによく似ています。それもそのはず、オモダカ科オモダカ属(Sagittaria aginashi)ですから。
花のめいめい等は、色々な資料にありますので省くとして。。。
この花は、湖岸、沼、放置水田等の湿地に分布する。でも野生のアギナシは、減少の一途である由。首都圏・・・土地開発が進み宅地化された環境では中々見られなくなった。
同時に昆虫等も少なくなっている。今住まい居るところは、比較的良い自然環境があるのかもしれない。未だに“すずめ”の飛び交う姿、うるさいくらいの夕暮れの鳴き声が聞かれる。自然生態系が崩れて、一番困るのが人間であることを真摯に思う感覚がないですね。気づいていないのかもしれない。
更には、単に天災で済まされないのが、原発問題だろうと思います。
自然界のそれぞれの生き物は、復元能力を有している。その中で動物・とりわけ人間と言う高等動物は、もっとも弱い立場であることを認識したいものだ。謙虚に真摯に己を見ないといけないと花々を見ていて感じた。

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生物の絶滅は自然環境の変化によって起こるということです。
人間も絶滅に向かってるのかもしれないと思うこの頃です。
高度に発達した生物のたどり着く先は絶滅です。
人類もネアンデルタール人の絶滅があっったことを忘れないようにしたいですね。
Posted at 2012-08-06 09:05

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コメントありがとう存じます。

お説の通りですね。

その一方で、鎌倉の海岸・相模湾の深海で新種の生物が見つかっていた。。。1980年代。
生活汚染水で海岸が汚れたと言われていた折でもひっそりと、小さな生物は生息していました。波打ち際に生息する小動物。今でも生息場所を移動させながら元気です。
人間界での諸々対応、見過ごしていることが多すぎますね。
Posted at 2012-08-07 13:06

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