《魅せる野の花・・2013/10》箱根山中其の1。

エンシュウハグマか??(遠州白熊) キク科
学名:Ainsliaea dissecta Franch. et Savat
草木に混じってセキヤノアキチョウジ??(関屋の秋丁字) シソ科
学名:Plectranthus effusus
エゾリンドウ(蝦夷竜胆) リンドウ科
学名:Gentiana triflora Pall. var. japonica
ヤマラッキョウ(山辣韮) ユリ科
学名:Allium thunbergii
ヤマトリカブト(山鳥兜) キンポウゲ科
学名:Aconitum japonicum


箱根仙石原・湖尻周辺で見かけた野草。(其一)。
目指す花とは会えなかったが、草・樹々は、何かを・考える・ものおもわせてくれる。
ヤッパリ秋だ。野の花は、素朴である。
『襍』は雑の旧字体。雑草とは・・・なんぞや!?!
庭に芽吹く野草・ルーペで覗くと!!!驚くほどの緻密な構造をしている。
野草に魅せられてる原点がそこに見える。
又、来年に期待しよう。
箱根の帰りに寄った小田原漁港、湘南の漁港食堂と違って素朴だった。

※ 帰化植物の中に「メリケン」と名が付く植物がある。 ※
今の季節では、メリケンカルカヤ (イネ科 ウシクサ属)か!^^)。
メリケンとは米国を指す言葉。米国よりの帰化植物。
そんな言葉・意味も分からなくなってきた。しっかりと次世代に伝えたい。
このカルカヤ、かわいい綿毛の様な種子を風で飛ばす。
メリケン粉⇔日本産の小麦を製粉したものをうどん粉 、
アメリカから輸入した小麦を製粉したものをメリケン粉と呼んでいた(余談)。

#ブログ

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account

野の花は、ひっそりと咲いているけれども、淑やかな主張をしていると思います。

秋の花は、紫系が多いですね。

先日読んだ「銀の砂」の中にトリカブトが出てきました。
庭の片隅に植えていたのを嫁が部屋の一輪挿しに飾り、姑への憎悪を募らせるおはなしでした。
Posted at 2013-10-30 21:55

People Who Wowed This Post


楚々・・淑やか、野の花々と対面していると「和装」・・・着物を思うんです。更には、和布団??とかも。
色合せ・柄合わせ・・・襦袢・帯・羽織等々。
日本人の色彩感覚は、西欧では高く評価されている。
英国人・陶芸家でもあったバーナード・リーチは、小鹿田の皿山で日本風土・美を強烈に受けたと、語っておられた。
古今東西、服飾の世界で正装色とされてきた「黒」、植物界では花弁色としての黒は、ほとんど見かけない。人間の潜在意識の中で植物に余り見られない色「黒」に品位を観たのかもしれない??
日本伝統の色・組み合わせ・模様、「用と美」をもっと活かしたい。
箱根山中でであった「ノキシノブ」の上部に着生していた「ウメノキゴケ」を見ながら思ったことでした。
この苔、草木染めに使います。


お粗末な写真ばかりで・・・手習い中。
ミラーレスに限りませんが、デジカメって扱いが難しい!! アナログ・団塊世代の侘しさを覚えます。
美観・・センスも磨かないと。。。カメラに失礼って思うんです^^)。
Posted at 2013-10-31 15:42

People Who Wowed This Post