《襍草・/・古往今来47》苦菜

《襍草・/・古往今来47》苦菜

ニガナ(苦菜) キク科(Asteraceae)
学名: Ixeridium dentatum
別名:ウマコヤシ 古名;つはひらくさ(都波比良久佐)
日本各地の山野の道端、草地等、日当たりの良い所に見える。茎は高さ約30cm。
細長い根生葉はさまざまに切れ込むことがある。茎葉はやや短く、
基部は毛状の鋸歯があり、耳状になって茎を抱く。
茎の先端で枝分かれし、集散花序に黄色の頭花をつける。
頭花は1.5cmぐらいで、普通5個の舌状花からなる。
葉や茎を切ると白い乳液をだす。このことが花名の由来。
変異が多く舌状花の数が多いハナニガナ(花弁7枚、通常5枚)
又、水田の畦に生え、走出枝を出すハイニガナもある。
同属に「ジシバリ」「シロニガナ」「ノニガナ」。
オオジシバリと共に民間療法で副鼻腔炎、胃炎などに用いられている。

5月16日誌「大和市・泉の森5/11」
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