《襍感・/・美味・洒脱》紫陽花見物の途で。

丼に鯵のたたきを入れたところ。... 丼に鯵のたたきを入れたところ。これでたたきは半分。
中身は、早々に食べてしまって、... 中身は、早々に食べてしまって、外箱ロゴを撮した^^)。
「プチホテル グランベール」食... 「プチホテル グランベール」食堂の出窓。

6月18日~20日、西伊豆松崎から南伊豆・東伊豆・伊豆高原へと紫陽花探しに出かけた。
箱根を上がって1国を三島へ降りたが、昨年ほどひどくはなかったが、濃霧の山中を。
山中の所々で紫陽花を確認しながら伊豆国へ、堂ヶ島・西天城高原を通り西伊豆松崎についた。
小雨模様の紫陽花日和^^)、お腹が空いた所で食探し。偶然広い駐車場を見つけ、
その脇に「さくら」という食堂が、、。他に探すの面倒!!って店内に入った。
地元の人・観光客?、結構賑わっている。カウンター席にして、品書きを見る。
地魚料理が定食として幾種類もあった。なかに「アジまご茶漬け」なる品書きが!?!
これに決めた(歯の治療中でお茶漬け・・・嬉しい)。それと面白い文面が??
「ところてん」食べ放題・無料サービス!(残したら料金頂きます?)
極普通のところてんの他にあんみつでお馴染みのブロック状寒天スタイルが数種類。
好みのものを、自分で取ってくる。。。おいしい、 ほんとにオイシイ!
料理が中々出てこないのを良いことに、数種類頂いてしまう。

料理が出てきた。 まずは、お通し 魚(イワシ?)を甘辛く煮たもの。
 お新香、サラダ、かき揚げ(タマネギと明日葉!)、これが前菜!!
アジのたたきが、お茶碗一杯!に出てきて・・・驚いた。山盛りじゃん!!
極めつけは、ご飯が、お釜で・・・!オカマでご飯を炊いて出してくれたのです。
「お米が立ってる!!」おいしい。。。。「ところてん」は、前菜の前菜!?!

  「まご茶漬け」 食べ方を店の方が説明してくださる。
まずアジのタタキににんにく醤油をかけ、半分のご飯と一緒に頂く(これだけで満腹感)、
女将さんのお薦めとおりに!!残りのアジをご飯に全部乗せてお店の方に渡す。
すると、熱々の魚スープをかけてくれた。これが、まご茶漬け!であった。
食べ進むほどに美味しい!
自家製のにんにくしょうゆや、うめず、ぜつみょうの味。幸先良い出会いだった。

食後、松崎山間部にある「石部棚田」を見に、平日なのか?何方とも出会わず、静か。
石部は昔、石火と呼ばれ岩に神が宿るとして火を燃して海上交通の目印とするなど、
火に縁のある地区で、故事にちなみ、棚田の畦に蝋燭を灯す催しが在る由。
散策し終えて、いざ南伊豆へ。

場所・地名的に南伊豆に入った途端に、ガクアジサイが、沿道に顔を見せ始めた。
昨年、見そびれた所など見聞して宿泊場所の下田蓮台寺へ。

二日目、いよいよ以って、紫陽花「行脚」の様相を呈してくる。
野の、自生紫陽花は、実に力強く映る。萼片が大きいのだ。
紫陽花については、「日誌」で記録したいとおもう、ここでは省略。

二日目の収穫、其一は、「ラスク」だった。
南伊豆・下賀茂にある製菓・パン屋さん!「大丸堂製菓」。
この辺りは、温室メロン栽培の草分け地。それ故、メロン最中は知られている。
この製菓店でもメロン最中は作られている。
しかし今回の目的は、「竹炭ラスク」なるものを求めて「大丸堂製菓店」に立ち寄った。
南伊豆町の「放竹林」を活性化利用、竹を食用炭粉に加工してパン生地と混ぜた物!!
この「竹炭ラスク」美容と健康に良いとか、帰宅して食してみると 「美味」!!

2日目~三日目、収穫は、宿泊、伊豆高原・大室山麓の「プチホテル グランベール」
緑濃い山懐の小さな宿。だが出迎えてくれたものが、とても心地良かった。
部屋に・・おそらくは、ホテル周辺に咲いていたと思しき野草が。
利用済み?小さな食材用ガラス瓶に可愛い手毬小紫陽花が生けられ出迎えてくれた。
夕食、食堂の窓には、ヤマホタルブクロが楚々と瀟洒な姿を見せる。
食事前に癒しの演出を見た。
さりげない宿主の感性を感じた一瞬、まさに「求美即不得美、非求美即美矣」と映った。
「用と美」久し振りに思い起こさせて頂いた言葉。若き頃よりの他力の恩恵に再会した思いだった。
この宿の食事、作り手の技が・・・食の演出が色々と見えた(筆舌に尽くしがたい)。
朝食も同様で、温かいパン等々、食に対する「心」が伝わってくる。

フランス料理に“アラカルト”(1品料理)を取り入れた、フランス料理界の祖、サーリーワイル。
伝説の調理人の伝記なども思い起し、食を堪能した。お陰で写真を撮るのを忘れた。
料理は作り手の感性そのものだが、味は料理代に比例する。作り手の価値か??
それを思うと、ここの宿泊代は、ゼロに等しい。
翌朝、朝食を頂きながら、ゼロは更に大きくなった^^)。

僕にとっての食文化感は、東京オリンピック頃に遡る。
調理に関しては、小野正吉さん、製菓は、アンドレ・ルコントさんから其々知識を得た。
温かいパンを頂きながらその頃を懐かしく思い出せた。

来週から始まる、ツール・ド・フランス(世界最大の自転車ロードレース)、
其の歴史と共にあるお菓子“パリ・ブレスト”
お菓子の由来を面白おかしく教えてくれた、ルコントさん。
フランス菓子・クロワッサン等、本物を食べさせてくれたルコントさん。
ルコントさんの作ったクロワッサン、絶品だった。そんなことも思い出せた今回の旅。

紫陽花は、春だけだが、、、四季折々と再訪したい場が現れた感を持つ。


「6/18~/20伊豆松崎~伊豆高原」
#ブログ

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穏やかな時間が流れていますね。
しっとりとした緑の中の雰囲気が伝わってきます。

竹炭の御菓子、増えましたね。
Posted at 2014-07-01 05:36

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今晩は、moonさん。

「竹炭」のお菓子って結構在るんですね!!
ラスク食べて・・・!! 結構行ける^^)。
あっという間に無くなった。

アジサイ行脚、時間が足りませんでした。
今回は、新しき場所も観れ、「伊豆・・恐るべし!」観光化していないのと、自生アジサイって関心が持たれないのか? 何処もかしこも静かで。 でも己は、テンション上がりっぱなしで写真は「ダメ」(-"-)。
moonさん、伊豆のアジサイ(自生・野の種類)一見の価値有りです。
Posted at 2014-07-01 08:49

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