イシミカワ(石見川、石膠、石実皮) タデ科(Polygonaceae)
学名:Persicaria perfoliata
淡緑白色の花は、蕾なのか種なのか、地味で目立たないほどに小さい。
茎は長さ1~2mにのび下向きの鋭い刺で他の草や木にからみつく。
葉は互生、長さ2~4cmの三角形、葉柄は葉身の基部近くに楯状につく。
托葉鞘は鞘状の部分は短く、上部は葉状に広がって円形になる。
茎の先や葉腋に短い総状花序を出し淡緑色の花が10~20個かたまってつく。
花序の基部に丸い葉状の苞があってこれはよくよく目立つ。
花被は長さ3~4mmで5中裂。
花のあと花被は多肉質になってそう果を包み、直径約3mmの球形になる。
花被の色は緑白色から紅紫色、青紫色へと変化する。
そう果は黒色で光沢がある。
ダテ科の植物、変わった護身用の棘を持っているが特徴的。
眺めていると、花を守っている盾のような葉も微笑ましい。
毎度ながら、花名の付け方って???
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