風露草科の植物《襍草 ・/・古往今来214》

「ゲラニウム・ロザンネイ」(画像1)
「アケボノフウロ」(画像2)

植物界(Plantae),被子植物門(Magnoliophyta),
双子葉植物綱(Magnoliopsida),バラ亜綱(Rosidae)
フウロソウ目(Geraniales),フウロソウ科(Geraniaceae)

植物分類って意外と覚えていないものだ。
先に訪ねた「平塚市花菜ガーデン」で、花を見ながら思った。
フウロソウ科の植物で僕自身、真っ先に脳裏をかすめるは、「曙風露」だ。
アケボノフウロ(曙風露);フウロソウ科(Geraniaceae)フウロソウ属(Geranium)
だが、園芸店でよく見かける表示「ゲラニウム」
これは、フウロソウ科ゲラニウム属(フウロソウ属)の総称!?!
「アケボノフウロ」は、学名:Geranium sanguineum L.の和名である。
色も似ている、花スタイルも似ている!!
目の前で魅せてくれてる花は、間違いなく「ゲラニウム・ロザンネイ」(画像1)
学名:Geranium 'Rozanne'で、観賞用に栽培された園芸品種では??
青みが強い品種として知られている。
この花を見ている訪問者は、「ゲラニウム」「曙風露」と口々に言っていた。
微妙な違いを一色単に「ゲラニウム」??間違いではないが・・・?
これは、ネット社会の弊害であり混乱でもある。
僕を含めて、おぼろげに記してそれぞれのHP、ブログで記している。
見せる側(公園等)もしっかりと記録公開、データを表示してほしく思う。
アサマフウロ、ハクサンフウロ、カイフウロ、タチフウロ とよく似る花がある。
種小名の sanguineum は「血紅色の」を意味し、基本種の花の色は濃い桃色。
しかし、花の色は白、青紫色、赤紫色等々、ますますこんがらがってくる。
ちなみに属名の Geranium はギリシャ語の「geranos(鶴)」に由来する由。
長いくちばしのような果実を鶴のくちばしに例えたものだとか・・・。


11月01日誌「平塚市花菜ガーデン」


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